Nature Publishing Index 2013年アジア太平洋版公開

2014年3月27日号のNature誌の付録として、Nature Publishing Index(NPI)2013年アジア太平洋地域版が公開されていました。これは2013年の1年間を通じて、Nature誌および関連誌計18誌に掲載された各国の原著論文数に基づいて、機関別や国・地域別のランキング等を出すものです。

NPI2013年版によると、共著者数等を加味した後の集計に基づくと、日本は中国を凌いで依然、アジア太平洋地域で首位の座を保っていますが、掲載論文数の増加率では中国が日本を上回っており、今後2~3年の間に追い抜かされる可能性もあるとのことです。また、機関別ではこれまでトップを守っていた東京大学が2位になり、トップは中国科学院(CAS)でした。

なお、NPI Asia-Pacificのウェブサイトからは、最新の機関別、国・地域別の状況が確認できます。

Nature Publishing Index 2013 (ASIA-PACIFIC)
http://www.natureasia.com/en/publishing-index/pdf/NPI2013_Asia-Pacific.pdf

アジア太平洋地域の科学の王座をめぐって中国と日本が一騎打ち(natureasia.com、2014/3/27付け)
http://www.natureasia.com/ja-jp/info/press-releases/detail/8451

日本が依然としてアジア太平洋地域の科学をリード(natureasia.com、2014/3/27付け)
http://www.natureasia.com/ja-jp/info/press-releases/detail/8453

Nature Publishing Index
http://www.natureasia.com/en/publishing-index/