2014年2月11日、米国の調査機関Pew Research CenterのPew Internet & American Life Projectが、米国のカップルはインターネットや携帯端末、ソーシャルメディア等のデジタルテクノロジーをどのように使い、それが二人の関係にどのような影響を与えているかに関する調査レポート”How American couples use digital technology to manage life, logistics, and emotional intimacy within their relationships”を公開しました。このレポートは2013年4月17日から5月19日にかけて、18歳以上の米国在住者2,252人を対象にして行われたアメリカ人のインターネット利用に関する電話調査の中から、既婚ないし交際相手のいる成人1,428人を抽出して分析した結果に基づいています。
調査結果によると、インターネットが二人の関係に影響を与えたとしたのは回答者の27%で、そのうち74%はポジティブな影響、20%はネガティブな影響があったとしていました。また、若い世代のカップルは、良くも悪くもデジタルテクノロジーによる影響を他の世代よりも受けている傾向があり、18-29歳の回答者は、オンラインでのやりとりを通じてパートナーとの親しみをより感じるとする回答者も多い一方で、携帯端末のせいで二人でいるときにパートナーの気が散らされていると感じている回答者も多かった等としています。
Couples, the Internet, and Social Media（Pew Research、2014/2/11付け）
http://www.pewinternet.org/reports/2014/couples-and-the-internet
