ホリデーシーズンに入っている米国ですが、これにあわせ、米国議会図書館（LC）のデジタル情報の保存に関するブログ“The Signal: Digital Preservation”が、思い出のデジタル写真などを確実に保存するためのヒントをまとめた記事を掲載しています。
記事では10のヒントが示されており、それぞれ以下のような内容となっています。
1．カメラ等からデジタルファイルを保存用のパソコンやCD、クラウドサービスなどに移す。できれば2か所の異なるデバイスに。
2．時間があれば、残したい写真を選定する。
3．保存用のデバイスにバックアップを取ったら、写真が見つけやすいように組織化する。
4．フォルダも組織化し、日付やファイルのタイプなどでラベル付けする。
5．検索しやすいよう、ファイルの名前も変更する。
6．デジタル写真については、内容を記述する。（この作業の重要性については、別記事へのリンクあり。）
7．デジタル動画等についても、写真同様、内容を記述する。
8．特に誰かとやり取りしたものであれば、そのメール等も保存することができる。（別記事へのリンクあり。）
9．すべての保存デバイスは陳腐化するものであることを忘れない。過去のものもアクセス可能とするためには、5年から7年に1度は新しい保存メディアに移す。
10．重要なファイルがどこにあるか書きとめておく。
なお、LCでは、“Personal Archiving”というサイトにおいて、個人でのデジタル情報保存の際に役立つ情報の提供を行っています。
Ten Tips for Preserving Your Holiday Digital Memories（LC The Signal, 2013/11/27付け）
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2013/11/10-tips-to-preserve-your-holiday-digital-memories/
Personal Digital Archiving: Adding Descriptions to Digital Photos
http://publiclibrariesonline.org/2013/09/personal-digital-archiving-adding-descriptions-to-digital-photos/
Personal Archiving
http://digitalpreservation.gov/personalarchiving/index.html?loclr=blogsig
参考：
米国議会図書館（LC）、個人でのデジタル情報保存の際に役立つリソース等をまとめたウェブページを公開 Posted 2012年2月21日
http://current.ndl.go.jp/node/20215
