連邦寄託図書館制度の“FDLP Forecast Study”、保存についてのワーキングペーパーを公表(米国)

米国の連邦寄託図書館制度(FDLP)では、将来の戦略的方向性等を策定するため、FDLP Forecast Studyとして、全米の寄託図書館にアンケート調査を行い、テーマごとにワーキングペーパーの作成を進めています。このプロジェクトにおいて、2013年11月26日に、“Preservation”(保存)についてのワーキングペーパーを公表しました。

今回のペーパーでは、アンケート調査のうち、各図書館あるいは州における、デジタル化の取組み、デジタル化をしている場合のマスターファイルの保存、政府印刷局(GPO)にアドバイスやガイダンスを求めるかどうか等がまとめられ、分析されています。

結論では、圧倒的多数(図書館の85%、州レベルでは96%)がデジタル化についてGPOのアドバイス等を得たいとの意向を示していることから、同テーマについてのウェビナーへの必要があること、一方でデジタルデータの保存への取組は少ないことから今後図書館へのアウトリーチが必要であること、等が示されているようです。

なお、このプロジェクトでは、2013年9月から10月にかけて、既に4つのテーマについてのワーキングペーパー(Affiliations & Community Marketing、Collection Management、Education、Library Services and Content Management Projects)を公表してきており、今後、あと1テーマ“Future Roles and Opportunities”のワーキングペーパーの公表が予定されています。

Release of FDLP Forecast Study Preservation Working Paper(FDLP desktop, 2013/11/26付け)
http://www.fdlp.gov/component/content/article/1559-release-of-fdlp-forecast-study-preservation-working-paper
※ワーキングペーパー(PDF)掲載

FDLP Forecast Study
http://beta.fdlp.gov/377-projects-active/1686-fdlp-forecast-study
※プロジェクトの全体についてのページ。ワーキングペーパー掲載。

参考:
各寄託図書館の行動計画をまとめたファイル、公表(米国) Posted 2012年11月5日
http://current.ndl.go.jp/node/22252