誰が何の目的でMOOCsを利用しているのか(文献紹介)

米国ペンシルバニア大学が提供するMOOCsに登録したことがある受講生を対象に行ったウェブ調査の報告書が公開されています。調査依頼はメールで行われ、回答数は34,779件、回答率は8.5%となっています。報告書によると、受講生の多くは、年齢が若く、高等教育を受けており、雇用状態にあるとのことです。また、受講生がMOOCsを受講する理由としては、現在の仕事に役立てるためと、好奇心を満足させるためとの回答が多かったとのことです。

The MOOC Phenomenon: Who Takes Massive Open Online Courses and Why? (SSRN)
http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2350964

MOOCs Are Largely Reaching Privileged Learners, Survey Finds (The Chronicle of Higher Education: Wired Campus, 2013/11/20付け記事)
https://chronicle.com/blogs/wiredcampus/moocs-are-reaching-only-privileged-learners-survey-finds/48567