ある企画担当の図書館員の心配事トップ10

米国図書館協会(ALA)の公的プログラム部(Public Programs Office)のプロジェクトである“Programming Librarian”というサイトに、“Top Ten Fears of a Programming Librarian”と題する記事が掲載されています。記事を書いたのは、ミシガン大学図書館の図書館員のJamie Lausch Vander Broekさんで、プログラム(企画、イベント等)を担当する図書館員としての心配事のトップ10をまとめています。

トップ10は以下のような内容が示されています。

1. (企画が)時代遅れであること
2. 参加者やプレゼンターが、(企画を)時代遅れだと感じること
3. 聴衆よりパネリストの人数の方が多いこと
4. 溝にはまって動けなくなること (既存の企画にとらわれ、新しい企画に踏み出せない、など)
5. 管理職が自分の仕事を重要視しないこと
6. 同僚からの賛同がないこと
7. へまをやること
8. 利用者のニーズのバランスをとること(静かな環境を求めて図書館に来る人のニーズとのバランス、など)
9. 企画の評価を正しく示せないこと(企画のインパクトを測定するのは難しい)
10. 反対論者になること(“それは以前に試して、うまくいかなかった”、などと繰り返し発言する、など)

Top Ten Fears of a Programming Librarian(2013/11/14付け)
http://www.programminglibrarian.org/blog/2013/november-2013/top-ten-fears-of-a-programming-librarian.html#.Uordi3mRmSr

ALA Public Programs Office (PPO)
http://www.ala.org/offices/ppo

Jamie Lausch Vander Broek
http://www.lib.umich.edu/users/jlausch