米BISG、電子書籍に対する消費者動向に関する調査結果のレポートを公表

2013年10月29日、米国の書籍産業研究グループ(BISG:Book Industry Study Group)が、電子書籍に対する消費者動向に関する調査結果のレポート”Consumer Attitudes Toward E-Book Reading, Volume 4 “のReport 2 を公表しました。Volume 4のReport 1は4月に発行されており、2013年のレポートは今回公表されたReport 2で最後とのことです。本文は有料ですが、概要で新しい調査結果の一部が紹介されています。

・消費者は印刷版とデジタル版の「セット売り」にとても興味がある。調査回答者の48%が、セット売りならば購入するとしている。
・半数以上の調査回答者が、譲る、あるいは転売できるなら電子書籍に対してより多く支払うとしている。
・数は少ないが、印刷版とデジタル版を区別せずに購入する人の数は増加しており、電子書籍のみ購入する人の数は緩やかに減少している。

Now Available: Report Two of Consumer Attitudes Toward E-Book Reading, Volume 4 (BISG 2013/10/29)
http://www.bisg.org/news-5-861-now-available-report-two-of-consumer-attitudes-toward-e-book-reading-volume-4.php

Consumer Attitudes Toward E-Book Reading:Four annual volumes of trendable e-book consumer data (BISG)
http://www.bisg.org/publications/product.php?p=19&c=437