米国Georgia Institute of Technologyと国際電気通信連合(ITU)、デジタルネイティブに関する調査研究を発表

2013年10月7日、米国のGeorgia Institute of Technologyは、国際電気通信連合(International Telecommunication Union;ITU)と共に調査した、各国のデジタルネイティブに関する研究結果を発表しました。この研究では、デジタルネイティブを15歳から24歳までの年齢で、少なくとも5年以上のオンラインでの経験がある若者としています。

調査によると、世界の15歳から24歳までの若者人口のうち、デジタルネイティブの割合は30%とのことです。また、国内総人口と比較したデジタルネイティブの割合が高い国は、インターネット普及率が高い経済力がある国に多く、アイスランドが最も高いとのことです。しかし、発展途上国でのインターネット利用がこの5年で大きく増加している点を示し、ITUはそれらの国でのデジタルネイティブの人口は2017年までに2倍以上になるだろうとしています。

なお、この研究はITUが10月7日に発表したMeasuring the Information Society 2013 reportの一部とのことです。

Where in the World are Young People Using the Internet? (Georgia Tech 2013/10/7)
http://www.news.gatech.edu/2013/10/07/where-world-are-young-people-using-internet

Measuring the Information Society 2013 report (ITU)
http://www.itu.int/en/ITU-D/Statistics/Pages/publications/mis2013.aspx