インプレスR&D、電流協による公共図書館の電子図書館・電子書籍サービス検討状況アンケート調査結果をまとめた報告書を刊行

2013年8月2日、インプレスR&Dは、一般社団法人電子出版制作・流通協議会が実施した、全国の公立図書館における電子書籍に関する検討状況についてのアンケート調査結果をまとめた『「電子書籍に関する公立図書館での検討状況のアンケート」実施報告書』を発売したと発表しました。

同社のプレスリリースによると、アンケートは全国の公立図書館360館を対象に実施したもので、報告書には現在の公共図書館における電子書籍サービスをめぐる取り組み、サービスへの期待、課題などを網羅しているとのことです。プレスリリースでは、主に以下の結果が紹介されています。

・電子書籍サービスを実施および検討中図書館は、全体の46%
・電子書籍に期待する機能として、アクセシビリティを重視
・絶版資料への対応は、いまだ低い対応状況

なお、この報告書は有料です。

公共図書館電子書籍サービスをめぐる、今後の期待と課題を分析 『「電子書籍に関する公立図書館での検討状況のアンケート」実施報告書』 8月2日発行 EPUBとプリント・オンデマンドによるNextPublishingメソッドの新刊 (Impress R&D 2013/8/2付けの記事)
http://www.impressrd.jp/news/130802/NP

参考:
「これからの公共図書館の電子化モデルを考える」フォーラムが7/30に開催、公共図書館等への電子書籍配信に係る課題整理研究会の検討結果まとめも公開
http://current.ndl.go.jp/node/24069

「これからの公共図書館の電子化モデルを考える」フォーラムの内容<記事紹介>
http://current.ndl.go.jp/node/24085