NCLE、米国のリテラシー教育における協同についての調査レポートを公表

米国リテラシー教育センター(the National Center for Literacy Education :NCLE )が2013年3月19日付けで”Remodeling Literacy Learning: Making Room for What Works”と題する調査レポートを公表していました。

米国の様々な役割にある、また様々な学年・分野を担当する教育関係者約2,400人から得た回答結果をまとめたものです。

サマリーに示された主な結果としては、以下のような点が示されています。
・リテラシーはもはや英語の教員だけの仕事ではない
・同僚と協同することで専門的な経験を得ている
・しかしながら学校は教育関係者の協同を構造的には支援していない
・リテラシー習得をリモデルするような実践が既に存在する
・効果的な協同は体系的な支援を必要とする

米国図書館協会(ALA)や米国学校図書館協会(AASL)が、この調査のうち、特に学校司書が他の教員との協同において重要な役割を果たしていること等の結果を紹介しています。

NCLE Report: Remodeling Literacy Learning(2013/3/19付け)
http://www.literacyinlearningexchange.org/remodeling

NCLE report reveals school librarians as highly involved leaders inside and outside of their schools (ALAnews 2013/4/9付け)
http://americanlibrariesmagazine.org/news/ala/ncle-report-reveals-school-librarians-highly-involved-leaders-inside-and-outside-their-scho

Working Together Is Working Smarter
http://www.ala.org/aasl/research/ncle-infographic

Remodeling Literacy Learning—What Can You Do? (2013/4/4付け)
http://www.literacyinlearningexchange.org/blog/remodeling-literacy-learning-what-can-you-do