Library Copyright Allianceが、ファーストセールドクトリンを巡るKirtsaeng v. John Wiley & Sons裁判についてイシューブリーフを公表

米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)、大学・研究図書館協会(ACRL)から構成される“Library Copyright Alliance”(LCA)が、Kirtsaeng v. John Wiley & Sons裁判の2013年3月19日の米国連邦最高裁判所判決について、イシューブリーフを公表しています。

この問題についての背景や訴訟の概要等を整理した上で、結論として、図書館にとっての完全勝利であり、図書館が政策論争に参加することの重要性を再確認したものだとの認識が示されています。

ISSUE BRIEF The Impact of the Supreme Court’s Decision in Kirtsaeng v. Wiley on Libraries(2013年4月2日公表)
http://www.librarycopyrightalliance.org/bm~doc/issue-brief-kirtsaeng-post-analysis-02apr13.pdf

執筆者:Jonathan Band 氏
http://www.policybandwidth.com/professional-summary

LCA
http://www.librarycopyrightalliance.org/

参考;
米最高裁が「国外で合法に印刷された図書にもファーストセールドクトリンが適用される」と判決 Posted 2013年3月21日
http://current.ndl.go.jp/node/23131