継続資料の取扱いのためにFRBRooを拡張した“PRESSoo”のバージョン0.1が公開

ISSN国際センターおよびフランス国立図書館(BNF)のメンバーから成るワーキンググループによって作成された“PRESSoo”のバージョン0.1(2013年3月付け)が公開されました。

PRESSooは、逐次刊行物などの継続資料(continuing resources)の書誌情報に関する形式オントロジーで、「書誌レコードの機能要件(FRBR)」のオブジェクト指向(object-oriented)版であるFRBRooを拡張したものです。FRBRooでの継続資料の扱いは非常に大まかなレベルで、より詳細なものが必要となるということです。文書では、PRESSooのクラスとプロパティについて、それらの階層構造や定義が記されています。

PRESSoo Version 0.1(PDF:48ページ)
https://listes.services.cnrs.fr/wws/d_read/ontologie-patrimoine/PRESSoo_01.pdf

FRBR for Serials(Catalogablog 2013/3/18付け記事)
http://catalogablog.blogspot.jp/2013/03/frbr-for-serials.html

参考:
CA1713 – 動向レビュー:目録に関わる原則と概念モデル策定の動向 / 和中幹雄
http://current.ndl.go.jp/ca1713

オブジェクト指向版FRBR“FRBRoo”のドラフト1.0版
http://current.ndl.go.jp/node/14502

「オブジェクト指向版FRBR」のドラフト版
http://current.ndl.go.jp/node/7249