米国議会図書館(LC)が選ぶ2012年の電子情報保存事業の進展トップ10

2013年1月14日付けの米国議会図書館(LC)のブログ“The Signal”に、LCが選ぶ2012年の電子情報保存事業の進展トップ10が掲載されています。取り上げられた内容は以下のとおりです。

(1)全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)助成プロジェクト4件に関するレビュー報告書
(2)欧州研究図書館協会(LIBER)による研究データ管理支援を開始する図書館に対する10の提言
(3)英キングス・カレッジ・ロンドンによるデジタルリソースの影響調査法に関するレポート
(4)英デジタル保存連合(DPC)による2012年デジタル保存アワードの発表
(5)LCによる個人でのデジタル情報保存のためのリソースをまとめたウェブページ
(6)The Digital Preservation Networkの設立
(7)カリフォルニア大学によるDataUpプロジェクト
(8)OCLC Researchによるボーンデジタル資料に関するレポート2本
(9)DPCによる一連のレポート3本
(10)オバマ政権の政府系ウェブサイトをアーカイブするプロジェクト(“End of Term 2012”)の実施

このうち(1)、(6)、(10)を除く7件についてはカレントアウェアネス-Rで紹介してきました。

Top 10 Digital Preservation Developments of 2012(The Signal 2013/1/14付け記事)
http://blogs.loc.gov/digitalpreservation/2013/01/top-10-digital-preservation-developments-of-2012/

参考:
米国議会図書館(LC)が選ぶ2011年の電子情報保存事業の進展トップ10
http://current.ndl.go.jp/node/19892

米国議会図書館(LC)が選ぶ2010年の電子情報保存事業の進展トップ10
http://current.ndl.go.jp/node/17396

欧州研究図書館協会(LIBER)、研究データ管理支援を開始する図書館に対する10の提言を公表
http://current.ndl.go.jp/node/21693

英キングス・カレッジ・ロンドンの研究グループが、デジタルリソースの与える影響調査法についての研究レポートを刊行
http://current.ndl.go.jp/node/22165

10周年を迎える英DPCが2012年のデジタル保存アワードを発表―ヨーク大学の考古学データサービス等が受賞
http://current.ndl.go.jp/node/22473

米国議会図書館(LC)、個人でのデジタル情報保存の際に役立つリソース等をまとめたウェブページを公開
http://current.ndl.go.jp/node/20215

米カリフォルニア電子図書館等、表形式の研究データを管理・公開するウェブアプリケーション“DataUp”をリリース
http://current.ndl.go.jp/node/21991

OCLC Research、ボーンデジタル資料の取扱いをどうしたらよいかわからない担当者のためのリポートを公開
http://current.ndl.go.jp/node/21683

OCLC Research、ボーンデジタル資料の保存に向けて協同の必要性を説くレポート公開
http://current.ndl.go.jp/node/21807

英国のデジタル保存連合(DPC)が動画や音声コンテンツの保存をテーマとしたレポートを公表
http://current.ndl.go.jp/node/20772

LC、Internet Archive等が協同でブッシュ大統領任期満了時の政府系ウェブサイトの収集・保存を発表
http://current.ndl.go.jp/node/8605