ロンドン大空襲の爆撃地点はどこだったのか? マップとARアプリで伝えるプロジェクトサイト“Bomb Sight”公開

英国JISCやポーツマス大学の研究者らが、第二次世界大戦期のドイツによるロンドン大空襲(The Blitz)での爆撃地点をマッピングしたプロジェクトサイト“Bomb Sight”を公開しました。

“Bomb Sight”は、英国国立公文書館が所蔵する空襲に関する資料を用いて作成されたもので、その期間は1940年10月7日から1941年6月6日までとなっています。ウェブサイトでは、ロンドンの地図上に赤い点で爆撃地点がマッピングされており、点をクリックすると関連情報や写真資料が表示されます。また、アンドロイド用アプリも公開されており、これを利用することで現実空間に爆撃地点を重ね合わせて表示できるようです。

Bomb Sight
http://www.bombsight.org/#15/51.5050/-0.0900

Interactive map shows where Blitz bombs hit London (The National Archives 2012/12/7付けの記事)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/792.htm

London Blitz: Bomb Sight interactive map created (BBC 2012/12/7付けの記事)
http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-20637222

参考:
CA1768 – 多元的デジタルアーカイブズのVR-ARインターフェイスデザイン手法 / 渡邉英徳
http://current.ndl.go.jp/ca1768