米国調査機関のPew Research Centerより10代の調査活動に関して高校教師に対して調査した結果をまとめた報告書“How Teens Do Research in the Digital World”が公表されています。この調査は、同調査機関のInternet & American Life Projectが、Collage BoardとNational Writing Projectと共同で調査したものです。調査は、アドバンスト・プレースメントに携わる高校教師1,750名、およびNational Writing Projectに関わる高校教師712名に対して、2012年3月7日から4月23日にかけて行われたものです。合わせて2011年11月と2012年2月に行われた中学・高校教師に対するフォーカスグループ調査からの知見とあわせ分析しています。
回答者のうち、77％がインタネットやデジタル検索ツールが生徒の調査活動におおむねポジティブな影響を及ぼしていると考えており、その一方で、87％が集中力のない世代を生み出していると考え、また64％が生徒を学究的にする以上に生徒の気を散らすものとなっていると考えている、等の調査結果がまとめられています。
How Teens Do Research in the Digital World (Pew Internet 2012/11/1)
http://pewinternet.org/Reports/2012/Student-Research?utm_source=Mailing+List&utm_campaign=34c204d16e-Student_Research_11_1_2012&utm_medium=email
本文
http://pewinternet.org/Reports/2012/Student-Research/Summary-of-Findings.aspx
College Board
http://sitesearch.collegeboard.org
About AP
http://apreport.collegeboard.org/ap-community/about-ap
National Writing Project
http://www.nwp.org/
