研究者がオープンアクセス誌に求めるものは? Wileyが論文著者を対象にした調査の結果を公表

Wiley社が2012年5月に論文著者に対して行ったオープンアクセス(OA)に関するアンケート調査の結果を発表しました。この調査は、2011年に同社のジャーナルに論文が掲載された104,000人の著者を対象として行い、10,673人から回答を得たもので、15人には個別インタビューも実施しています。

結果をまとめたスライドによると、回答者の32%がOAジャーナルに論文を掲載した経験があり、79%が自身の研究分野でOAが広がっていると回答しています。一方で、OAジャーナルへ投稿しない理由として、既存のOAジャーナルの地位の低さ、助成金の不足、質への懸念などがあるということです。また、OA誌への投稿を促す要因には、高いインパクトファクター、当該分野での高い評価、厳しい査読などが挙げられています。

What Authors Want From Open Access Publishing(Wiley 2012/10/26付けプレスリリース)
http://www.wiley.com/WileyCDA/PressRelease/pressReleaseId-105859.html

Wiley Author Survery on Open Access 2012
http://www.slideshare.net/WileyScienceNewsroom/wiley-14895586

論文著者がオープンアクセス誌に求めるのは「高いIF」「周囲の評価」「厳格な査読」|Wileyが大規模調査の結果を発表(ワイリー・サイエンスカフェ 2012/10/27付け記事)
http://www.wiley.co.jp/blog/pse/?p=12561