名大、中央図書館の学習用図書整備指針を改正 対象資料を院生の学習用にも拡大し児童書や受験参考書、実用書等も

2012年10月19日、名古屋大学附属図書館が中央図書館の学習用図書整備指針の改正を発表しました。これは、学生からの図書購入希望や教員からの推薦図書を受付けるかどうかを決める基準であり、図書館職員による選書基準でもあるとのことです。主な改正点として以下が挙げられています。

1. 対象資料を、学部学生が学習で必要とする資料から、学部学生と博士課程前期課程の大学院生が学習で必要とする資料に拡大する。
(収集対象の資料であれば博士課程後期課程の大学院生も購入希望を出すことができる。)

2. 収集対象外の資料を減らし、以下のものを収集可能とする。
児童書、絵本、コミック本(語学学習や漫画形式の解説書を購入するため)
各種資格又は採用試験等の受験参考書(就職支援のため)
趣味・実用書(日本文化への理解と最新技術の習得のため)

3. 以下の分野を追加する。
薬学、一般言語学、医学のうち他分野と共通する資料
同時代の作家による作品、同時代の社会現象を反映した資料、最新の技術に関する資料
大学院進学、就職活動に関する資料
生活科学、諸芸に関する資料

10/19 〔中央図書館〕 中央図書館学習用図書整備指針の改正について (名古屋大学附属図書館 2012/10/19付けの記事)
http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/centrallib/2012/121019