北米研究図書館協会(ARL)の報告書シリーズ“SPEC Kit”第329号のテーマはボーンデジタル資料

北米研究図書館協会(ARL)が、2012年8月付けで、報告書シリーズ“SPEC Kit”の329号として“Managing Born-Digital Special Collections and Archival Materials”を刊行しました。本文は有料ですが、目次・要約部分は無料公開されています。同報告書では、ARL加盟館にとっても比較的新しいテーマであるボーンデジタル資料を取り扱っています。ボーンデジタル資料の管理・提供に関するツール、ワークフロー、方針、職員の育成などについて、加盟館を対象とした調査を行い、その結果をまとめています。

SPEC Kit 329: Managing Born-Digital Special Collections and Archival Materials(目次・要約)(PDF:17ページ)
http://publications.arl.org/2h4qbi.pdf

SPEC Kit 329: Managing Born-Digital Special Collections and Archival Materials (August 2012)
http://publications.arl.org/Managing-Born-Digital-Special-Collections-and-Archival-Materials-SPEC-Kit-329

参考:
E1120 – 北米の大学・研究図書館の特殊コレクションに関するレポート
http://current.ndl.go.jp/e1120

OCLC Research、ボーンデジタル資料の取扱いをどうしたらよいかわからない担当者のためのリポートを公開
http://current.ndl.go.jp/node/21683

オランダ大学図書館・王立図書館コンソーシアム、大学図書館特殊コレクション部門におけるボーンデジタル資料の収集保存に関する提言をまとめたレポートを公開
http://current.ndl.go.jp/node/19017

活動中の作家のボーンデジタル文書・記録をどのように保存し、学術利用に供していくべきか?-米国3大学の取り組み
http://current.ndl.go.jp/node/12840