Springer、オープンアクセスプログラムの対象を図書にも拡大

2012年8月29日、Springer社が、オープンアクセス(OA)プログラム“SpringerOpen”の対象を図書にも拡大すると発表しました。OA化の費用(出版料)は著者によって負担され、OAとなった図書はSpringerLink上で公開、あわせて“Directory of Open Access Books”(DOAB)にメタデータが掲載されます。ライセンスはクリエイティブコモンズのCC BY-NCが適用されています。既にいくつかのタイトルがOAとして公開されています。

Springer now publishing Open Access books(Springer 2012/8/29付けニュース)
http://www.springer.com/about+springer/media/pressreleases?SGWID=0-11002-6-1387743-0

SpringerOpen | Books
http://www.springeropen.com/books

例:The Future Internet 2012
http://www.springerlink.com/content/978-3-642-30240-4#section=1067467&page=1

参考:
Springer社が全てのオープンアクセスコンテンツでCC-BYライセンスを採用し商用利用が可能に
http://current.ndl.go.jp/node/19963

オープンアクセスの単行書のダイレクトリ“DOAB“、ベータ版公開
http://current.ndl.go.jp/node/20637