北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2011-2012年度版を公開

2012年8月8日、北米研究図書館協会(ARL)が、126館の加盟館を対象とした図書館員の給与調査レポートの2011-2012年度版“ARL Annual Salary Survey 2011-2012”を公開しました。レポートでは、115の大学図書館に勤務する9,910人、11の大学以外の図書館に勤務する4,046人の職員のデータが集計・分析されています。主な結果として、以下のようなことが紹介されています。

・カナダではインフレ率と合わせて給料が上昇しているが、米国ではそうではなかった。
・米国では給料の中央値が66,467ドルで、2010-2011年の調査(65,000ドル)より2.3%上昇している。
・カナダでは給料の中央値が85,551カナダドルで、2010-2011年の調査(82,251カナダドル)より4.0%上昇している。
・115の大学図書館においては、女性図書館員の給料は男性の96.2%だった。

ARL Annual Salary Survey 2011–2012
http://publications.arl.org/ARL-Annual-Salary-Survey-2011-2012/

ARL Publishes ARL Annual Salary Survey 2011–2012(ARL 2012/8/8付けプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/SS11-12-8august12.shtml

参考:
北米研究図書館協会(ARL)、加盟図書館員の給与調査レポートの2010-2011年度版を公開
http://current.ndl.go.jp/node/19790

北米研究図書館協会、加盟図書館員の給与調査(2009-2010)レポートを公表
http://current.ndl.go.jp/node/17340

北米研究図書館協会、加盟図書館員の給与調査(2009-2010)集計表を公表
http://current.ndl.go.jp/node/16434

ARL、2007-2008年の給与調査結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/9152