学校から距離を置く、純粋なレクリエーション図書館―ドイツ・ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)とは?(記事紹介)

ゲーテ・インスティトゥートのウェブサイトに、ハンブルク市立図書館の“Hoeb4U”(ハンブルク青少年図書館)を紹介する記事が掲載されています。ドイツ・ボンで活動するフリージャーナリストのダグマー・ギールスベルク氏によるものです。

記事では、多数の青少年を呼びこんでいるHoeb4Uの成功の秘訣は「広範囲にわたるアクチュアルなメディアを提供し、そして学校に関連するもの全てから意図的に距離を置くというコンセプトにある」とされています。同館は「純粋なレクリエーション図書館」として構想され、14,000点の所蔵資料の半分はオーディオブックやCD・DVD、ゲーム等のAVメディアが占めており、また、司書となるための専門教育を受けている若い人々がHoeb4Uでの研修を経て運営に携わるという制度を取っているそうです。

Hoeb4U(ハンブルク青少年図書館)- 青少年のための余暇図書館
http://www.goethe.de/ins/jp/lp/kul/mag/bib/ja3912314.htm

Hoeb4U
http://www.buecherhallen.de/ca/dm/fbw/

参考:
【イベント】図書館のYAサービスの可能性  ハンブルク青少年図書館(Hoeb4U)と日本の事例から(7/4・京都)
http://current.ndl.go.jp/node/20922

【イベント】若者たちを図書館に呼び戻すためのコンセプトは?ドイツの青少年図書館Hoeb4U(ヘップフォーユー)館長講演会(6/30・東京)
http://current.ndl.go.jp/node/20921