被災文化財等救援委員会が『保存科学』51号の2つの文献を公開 津波等による被災文書の救済がテーマ

2012年4月24日に、東京文化財研究所に事務局を置く「被災文化財等救援委員会」が、東京文化財研究所の研究報告『保存科学』51号に掲載された2つの文献をPDFで公開しました。その2つの文献とは、どちらも津波等によって被災した文書等の救済をテーマとしたもので、「〔報告〕水・塩水で被災した資料の殺菌燻蒸の注意点:資料中の水分・塩分による副生成物の生成量の調査結果について」と、「〔報告〕津波等で被災した文書等の救済法としてのスクウェルチ・ドライイング法の検討」です。

〔報告〕水・塩水で被災した資料の殺菌燻蒸の注意点:資料中の水分・塩分による副生成物の生成量の調査結果について (PDF)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/20120424-2.pdf

〔報告〕津波等で被災した文書等の救済法としてのスクウェルチ・ドライイング法の検討 (PDF)
http://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/20120424-1.pdf

東京文化財研究所 (2012/4/24付けの記事に上記2つの文献へのリンクが掲載されています。)
http://www.tobunken.go.jp/index_j.html