NIIとOpenIDファウンデーション・ジャパンが、学術認証フェデレーションと民間サービスの連携に関する研究を開始

2012年3月5日、国立情報学研究所(NII)が、一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパンと共同して、学術認証フェデレーション(学認)と民間企業の提供するサービスをつなぐ「トラストフレームワーク」に関する研究を開始すると発表しました。研究の第一弾として、学生IDのためのトラストフレームワーク“Student Identity Trust Framework”を策定し、民間企業が同フレームワークに準拠した学生向けサービスを提供することを支援するそうです。具体的なメリットとして、学生は大学が発行するIDでそのような民間サービスにログインすることが可能になり、学割等の特典サービスを受けられるようになる等と説明されています。

産学のIDをつなぐ世界初のトラストフレームワークの研究に着手 ~利用者情報の安全な流通を目指し、学生向けサービスの提供を支援~(NII 2012/3/5付けニュース)
http://www.nii.ac.jp/news/2011/0305/

最新ニュース&トピックス – 「信頼フレームワーク」セミナー Vol.2 ~学生IDを活用しオンライン学割サービスを提供しよう~ を実施致します。(OpenID Japan 2012/3/5付けニュース)
http://www.openid.or.jp/modules/news/details.php?bid=49

参考:
【イベント】「学術から日本のIDマネージメントをかえろ」 学認シンポジウム2012(3/5・東京)
http://current.ndl.go.jp/node/20161

JISC、OpenIDに関する報告書を公表
http://current.ndl.go.jp/node/9746

OpenIDファウンデーション・ジャパンが設立へ
http://current.ndl.go.jp/node/7359