米国図書館協会、先端技術を用いた図書館サービスの優秀事例を発表(2012年版)

米国図書館協会(ALA)の情報技術政策局(OITP)と図書館情報技術部会(LITA)が、2012年1月23日に、先端技術を用いた図書館サービスの優秀事例の2012年版を発表しています。以下の4館のサービスが選ばれたようです。

・カリフォルニア州のコントラコスタ図書館の“Snap & Go”…図書館の電子資料やサービスにアクセスできるQRコード(2次元バーコード)を街のポスターなどに掲載

・コネティカット州のニューカナーン高校図書館の「学習のための参加型プラットフォーム」…Googleのサービスやソーシャルメディアを活用して行う学習プラットフォーム

・ニューヨーク公共図書館の“Map Warper Toolkit”…古い時代の地図を現代のGoogleマップ等に重ね合わせることができるツール

・アリゾナ州スコッツデール公共図書館の“Gimme Engine”…テーマを選んで「gimme」(ちょうだい)ボタンを押すと、図書館員が推薦する本が画像や概要付きで紹介されるサイト

ALA recognizes four library programs as top cutting-edge services in third annual contest(ALA 2012/1/23付けのプレスリリース。各サービスのサイトへのリンクあり。)
http://americanlibrariesmagazine.org/news/ala/ala-recognizes-four-library-programs-top-cutting-edge-services-third-annual-contest

参考:
米国図書館協会、最新技術を用いた図書館サービスのベストプラクティスを発表
http://current.ndl.go.jp/node/16017

デジタル化した昔の地図を現代の地図に重ねてデジタル地図として活用する取組み(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/19900