国立国語研究所が震災被災地の医療従事者等への支援のため『東北方言オノマトペ用例集』を作成中 試作版の一部を公開

2012年1月12日、国立国語研究所が、東北方言の方言集・方言辞典からオノマトペ(擬音語・擬態語)の語形や用例を集めて編集した冊子『東北方言オノマトペ用例集』の試作第2版の紹介とその一部について、ウェブサイトで公開したようです。この冊子は、「東北地方の被災地で活動される医療機関の方々が地元の方言を理解するときの手助けになるようなものがほしい」という弘前学院大学文学部今村かほる准教授の呼びかけに応えて、同研究所のプロジェクト非常勤研究員である竹田晃子氏が作成したものとのことです。現在、2012年3月末の完成版の作成を目指し、内容の増補改訂を続けているとのことで、ウェブサイトでは試作第2版の一部が公開されています。

東北方言オノマトペ用例集
http://www.ninjal.ac.jp/pages/onomatopoeia.html

国立国語研究所 (2012/1/12付けの新着ニュースに上記へのリンクがあります。)
http://www.ninjal.ac.jp/