株式会社インプレスR&D、書籍の縦書き・横書きに関する意識調査の結果を発表

2012年1月5日、株式会社インプレスR&Dが、書籍の縦書き・横書きに関する意識調査の結果を発表しました。調査対象と期間は、電子雑誌「OnDeck」の読者に対して2011年12月6日から12月19日まで、gooリサーチのアンケートパネルに対して12月9日から12月13日までとなっています。また有効回答数は、OnDeck読者が558件、gooリサーチが1,068件とのことです。調査の結果、日常生活における文書の書き方では、OnDeck読者のほとんどが「横書き」と回答し、「縦書き」との回答は2%であったこと、gooリサーチの結果もほぼ横書き中心であったものの、「主に紙の用紙で横書き」という回答が21%でOnDeckの読者と異なるものであったこと、また「文章はほとんど書かない」という回答も14%あったようです。次に、好きな作家の作品が横書きのみの書籍で販売される場合に購入するかどうかを尋ねたところ、OnDeck読者は「気にせず購入する」が37%、「気になるが好きな作家の作品なので購入する」が31%だったようです。また、gooリサーチでは「気にせず購入する」が46%、「気になるが好きな作家の作品なので購入する」は16%であったようです。出版社の電子書籍に対する縦書き表示への対応についての設問では、OnDeck読者およびgooリサーチのどちらについても53%が「支持する」と回答したようです。

-電子雑誌「OnDeck」とgooリサーチで共同調査- 日常生活は横書きでも、書籍は縦書きで読みたい 縦書きに対する“特別”なおもいが明らかに (株式会社インプレスR&D 2012/1/5付けの記事)
http://www.impressrd.jp/news/120104/Ondeck

電子書籍の縦書き表示「支持する」が半数、日常生活は横書き中心 (INTERNET Watch 2012/1/6付けの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120106_502780.html