W3C、障害者によるウェブ上の音声・映像利用の要件をまとめた“Media Accessibility User Requirements”のドラフトを公開

2012年1月3日、World Wide Web Consortium(W3C)が“Media Accessibility User Requirements”のワーキングドラフトを公開しました。この文書は、W3Cのプロトコル・フォーマットワーキンググループ(PFWG)によって作成されたもので、障害を持った人がウェブ上(特にHTML5環境で)の音声・映像を利用する際に求められるアクセシビリティ要件についてまとめられているとのことです。障害者のニーズ、代替コンテンツ技術の発展、これらの技術のアクセシビリティ全体の中での位置付け等について記されているそうです。

Media Accessibility User Requirements (W3C)
http://www.w3.org/TR/media-accessibility-reqs/

First Draft of Media Accessibility User Requirements Published (W3C 2012/1/3付けニュース)
http://www.w3.org/News/2012.html#entry-9308