世界中で協力してオープンアクセスな学術文献データベースの開発を目指す“Knowledge for All”プロジェクト

世界中の機関で協力してデータを入力し、学術雑誌に掲載されたあらゆる文献を対象とするオープンアクセスな学術文献データベースを開発することを目指す“Knowledge for All”プロジェクトが進行中のようです。同プロジェクトを率いているのは、カナダのプリンス・エドワード・アイランド大学の図書館長レゴット(Mark Leggott)氏です。Knowledge for Allのシステムは、ファセット検索、引用分析、注釈をつける(アノテーション)機能などを実装する予定で、2012年11月にリリース予定とされています。作業量については、3,000の機関の協力が得られれば、各機関15タイトルのジャーナルについてデータ入力を行えば良いと見積もられています。

Knowledge for All
http://www.k4all.ca/

ワイヤーフレーム(開発中のシステムの設計図)
http://www.k4all.ca/wireframes

Open Index Week launches (Research Information 2011/10/24付けニュース)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=846