米国では図書館員の養成が過剰なのかあるいは不足しているのか(記事紹介)

ブログ“iLibrarian”で、米国の図書館就職事情に関する記事が2本掲載されていました。1本目の「図書館に就職したい人のための13の情報源とコツ」では、図書館員や情報専門職として職を得るのは厳しい(tough)が日常的に求人情報は出ているとし、米国図書館協会(ALA)によるものなど9件の求人情報サイトを紹介しています。また、コツとしては、ビジネス向けソーシャルネットワークサービス“LinkedIn”へのプロフィール入力や、履歴書を作成して“SlideShare”で公開するといった方法について触れています。2本目の「米国では図書館員の養成が過剰なのかあるいは不足しているのか(その1)」では、“In the Library with the Lead Pipe”というブログに掲載された同題の記事を紹介し、就職市場の現状と今後を詳しく検討していると述べています。照会先の記事では、学生からの「職がない」という声と、図書館からの「重要なポジションに対して良い応募者が来ない」という声の両方を耳にするという話から始め、統計データを用いて分析を進めていっているようです。

Is the United States Training Too Many Librarians or Too Few? (Part 1) (iLibrarian 2011/10/1付け記事)
http://oedb.org/blogs/ilibrarian/2011/is-the-united-states-training-too-many-librarians-or-too-few-part-1/

13 Resources & Tips for Library Job Seekers (iLibrarian 2011/9/30付け記事)
http://oedb.org/blogs/ilibrarian/2011/13-resources-tips-for-library-job-seekers/