滋賀医科大学などの研究グループが「わさび火災警報器」でイグ・ノーベル賞を受賞 日本は5年連続の受賞に

2011年9月30日、滋賀医科大学の今井眞講師らの研究グループが、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる「イグ・ノーベル賞」を受賞したと報じられています。同グループには、わさびの匂いで火災を知らせる警報装置(同賞公式サイトでは“the wasabi alarm”とされています)を開発した功績で化学賞が贈られたそうです。これで日本人のイグ・ノーベル賞受賞は2007年から5年連続になるとのことです。なお、2011年のノーベル賞は10月3日に発表予定です。

Ig Nobel Prize
http://www.improbable.com/

(イグ・ノーベル賞受賞者の一覧)
http://www.improbable.com/ig/winners/

わさび イグ・ノーベル賞に(NHKニュース 2011/9/30付けニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110930/t10015952591000.html

イグ・ノーベル賞、「わさび火災警報器」で日本人7人受賞(ロイター 2011/9/30付けニュース)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-23428320110930

参考:
E734 – 「文頭の“The”をどう扱うか」の研究がイグノーベル賞を受賞!
http://current.ndl.go.jp/e734

北海道大学はイグ・ノーベル賞関連論文を機関リポジトリで公開
http://current.ndl.go.jp/node/9034

トムソン・ロイター、2011年のノーベル賞の有力候補者を発表
http://current.ndl.go.jp/node/19138