北米研究図書館協会(ARL)、大学図書館における新人の「社会化」についての調査結果を発表

2011年8月10日、北米研究図書館協会(ARL)が、報告書シリーズ“SPEC Kit”の323号として“Socializing New Hires”を刊行しました。本文は有料ですが、目次・要約部分は無料公開されています。同報告書は、新人図書館員の社会化(報告書の要約部分によると、社会化とは「図書館員が、図書館、大学、職業人の文化、価値観、視点を吸収すること」)をテーマとして取り上げています。ARL加盟館に対して、オリエンテーション、メンター制度、スタッフ・ディベロップメントなどの社会化プログラムの実施状況などについて調査したそうです。報告書の終わりには、オリエンテーション用のウェブサイトや社会化プログラムの内容などの参考情報も付されているようです。

Socializing New Hires (PDF:15ページ、目次・要約のみ)
http://www.arl.org/bm~doc/spec-323-web.pdf

Socializing New Hires, SPEC Kit 323, Published by ARL
http://www.arl.org/news/pr/spec323-10august11.shtml

参考:
北米研究図書館協会(ARL)、大学図書館における障害のある利用者向けサービスについての調査結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/17348

北米研究図書館協会(ARL)、大学図書館におけるユーザエクスペリエンスへの取組に関する調査報告書を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/18758