国内論文へのDOI付与などによって学術情報流通の促進を図る「ジャパンリンクセンター(仮称)」

科学技術振興機構(JST)が、学術コンテンツの所在情報をDOI(Digital Object Identifier)を使って一元的に管理し、それらの相互リンクを実現することで学術情報流通の促進を図る「ジャパンリンクセンター(仮称)」の構築を進めているそうです。その概要について、2011年6月30日付け発行の『J-STAGEニュース』No.28で紹介されています。ジャパンリンクセンター(仮称)のシステム開発・運用はJSTが担当するそうですが、国立国会図書館(NDL)や国立情報学研究所(NII)等の関連機関によって共同運営されるそうです。2012年度初頭の運用開始を予定しており、詳細は今後発表されるとのことです。

J-STAGEニュース No.28
http://www.jstage.jst.go.jp/jnews/J-STAGE_NEWS_NO28.pdf

科学技術・学術審議会 学術分科会 研究環境基盤部会 学術情報基盤作業部会の資料(p.14にジャパンリンクセンターについて記述あり)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/002-1/siryo/__icsFiles/afieldfile/2011/07/19/1308123_1.pdf