昭和初期に作成された「京都市明細図」をGoogleマップ上にマッピング

立命館大学のグローバルCOE「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」歴史地理情報研究班が、昭和初期に作成された「京都市明細図」に記載されている地域をGoogleマップ上で簡単に確認できるサイトを公開したそうです。Googleマップ上の青線で囲まれた部分をクリックすると、その地域に該当する「京都市明細図」の画像を見ることができます。京都市明細図は、昭和初期(1927年頃)、大日本聯合火災保険協会が作成した「京都市明細図」に戦後(1951年頃まで)訂正・加筆等を行っていったもので、京都府立総合資料館が2011年7月1日にインターネット公開した「京の記憶ライブラリ」に収録されています。

Googleマップ(立命館大学)
http://www.geo.lt.ritsumei.ac.jp/meisaizu/meisaizu.html

京都市明細図の例(現在の京都大学吉田キャンパス付近)
http://kyoto-shiryokan.jp/kyoto-memory/detail.php?id=U014101

京都府立総合資料館(2011/7/27付けの新着案内に記述あり)
http://www.pref.kyoto.jp/shiryokan/

京都府行政文書「京都市明細図」の公開について(京都府立総合資料館 2010/12/16付け)
http://www.pref.kyoto.jp/news/press/2010/12/1292466133354.html

参考:
京都府立総合資料館、古文書・古地図約1万点が閲覧可能な「京の記憶ライブラリ」をインターネット公開へ
http://current.ndl.go.jp/node/18541