OCLCとオックスフォード大学が提携し、学生のデジタル情報環境との関わり方を調査

OCLCの研究部門であるOCLC Researchとオックスフォード大学が、英国情報システム合同委員会(JISC)の資金援助のもと、高校の最終年度と大学の初年度の学生を対象に、デジタル情報環境との関わり方を調査するとのことです。調査では、必要な時にのみウェブを道具として使用する人を「デジタルビジター(訪問者)」、生活の多くの面でウェブを使用している人を「デジタルレジデンツ(居住者)」とし、これらの学生の行動を調査することで、大学でのサービスやシステムの計画に役立てようという狙いがあるようです。

Visitors and Residents: What Motivates Engagement with the Digital Information Environment?(OCLC 2011/4/1付けの情報)
http://www.oclc.org/research/activities/vandr/default.htm

University of Oxford, OCLC Research collaborate to study digital ‘residents’ and ‘visitors’ in transition between high school and university(OCLC 2011/3/31付けのニュース)
http://www.oclc.org/news/releases/2011/201114.htm

参考:
研究者・学生のデジタル情報探索行動に関する12の調査をレビューした報告書(英国)
http://current.ndl.go.jp/node/16076