図書館の利用と学生の業績との相関関係を統計的に実証するプロジェクトが開始(英国)

英国情報システム合同委員会(JISC)が進めている研究プロジェクト“JISC Activity Data programme”の一つとして、“Library Impact Data Project”というプロジェクトが、2011年2月1日から7月31日まで行われるようです。このプロジェクトは、図書館の利用と学生の業績との間の相関関係を統計的に実証することを目的としているもので、図書館リソースの利用が少ない専門分野が明らかになることで、これにより、図書館サービスの改善にどの分野で注力すべきか、そのターゲットを絞ることにつながると説明されているようです。なお、プロジェクトは、英国のハダースフィールド大学 (University of Huddersfield)や、ド・モンフォール大学(De Montfort University)等、8大学が参加しているようです。

Library Impact Data Project
http://library.hud.ac.uk/blogs/projects/lidp/

Recently Released: Blog For The Just Underway Library Impact Data Project (2011/2/5付け Resource Shelfの記事)
http://web.resourceshelf.com/go/resourceblog/63800