デジタル時代の公共図書館の苦悩と挑戦(記事紹介)

2010年11月12日付けのLos Angeles Timesに、“Libraries reinvent themselves as they struggle to remain relevant in the digital age ”と題された記事が掲載されています。記事では、デジタル時代にあって、米国の公共図書館が地域住民にとって価値ある組織であり続けるために、図書館自身がその変化に対応すべく取り組んでいる様子が記されているようです。その内容として、改装によって、レファレンス・デスクや閲覧席の代わりに、子どもがゲームで遊べるスペースをつくったり、書店のように図書をトピックごとに並び替えたりした図書館の話や、資料のデジタル化を進めようとしても、予算上の都合や著作権法の規制で悩む様子、そして、利用者が図書館のガーデニングを手伝えたり、Facebookの使い方の講座を受けたり等、地域のコミュニティセンターへと変化しようとしている図書館等の事例がまとめられているようです。

Libraries reinvent themselves as they struggle to remain relevant in the digital age (2010/11/12付け LA Timesの記事)
http://www.latimes.com/business/la-fi-libraries-20101112,0,7713744,full.story