ニューヨーク公共図書館、図書館間貸出のため世界最大級のソーターを導入

ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、世界最大級のソーター(自動仕分け機)を導入したとのことです。NYPLの図書館間での貸出の際に使われるとのことです。ベルトコンベア部分の長さは238フィート(約73メートル)、導入費用は230万ドルとのことです。2009年度には約1100万点の資料を人の手で処理していたとのことですが、この機械により1時間あたり7500点の速度で処理でき、スタッフの労働時間を年間で6万時間節約できる見込みとのことです。該当する資料をコンベアに乗せるとバーコードが読みとられ、90の配送先別にセットされている配達用ボックスに届けられる仕組みとのことです。

New York Public Library’s New Library Services Center Features World’s Largest Automated Sorter of Library Materials(2010/4/22付けNYPLウェブサイトの記事)
http://www.nypl.org/press/press-release/2010/04/22/new-york-public-librarys-new-library-services-center-features-worlds-

NYPL Debuts “World’s Largest Automated Sorter of Library Materials”(2010/4/22付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6727006.html

That Mighty Sorting Machine Is Certainly One for the Books(2010/4/21付けNYTimes.comの記事)
http://www.nytimes.com/2010/04/22/books/22library.html