「多くの書籍を所蔵する図書館」よりも「場所としての図書館」としてのあり方を重視(米国)

米国のインディアナ大学の支部図書館の1つが、現物の資料を別の場所に移動させて場所を確保し、カフェやグループ学習エリア、コンピュータエリアを広く取った図書館へとリニューアルされるということです。図書館には核となるコレクションとして35,000冊の資料は残されますが、65,000冊が別置されます。インディアナ大学の図書館の関係者は取材に対し、「現物の資料を少なくし、学習スペースをより広く取るのが最近のトレンドだ」とコメントしています。

Libraries get technological touch
– INDIANA DAILY STUDENT 2009/12/14付けの記事
http://www.idsnews.com/news/story.aspx?id=72608

Renovations at Indiana University: Libraries Get Technological Touch
– Resource Shelf 2009/12/11付けの記事
http://www.resourceshelf.com/2009/12/11/libraries-get-technological-touch/

参考:
CA1668 研究文献レビュー 学習・教育基盤としての図書館
http://current.ndl.go.jp/ca1668
CA1580 動向レビュー「場所としての図書館」をめぐる議論
http://current.ndl.go.jp/ca1580