ALAなど5団体が“Catcher in the Rye”続編の出版差し止めに関して裁判所に意見を提出

J.D.サリンジャー氏の小説“Catcher in the Rye”の続編と銘打たれたスウェーデン人作家による作品“60 Years Later: Coming Through the Rye”について、サリンジャー氏側が求めていた出版差し止め請求が2009年7月にニューヨーク地裁で認められましたが、それに関して、米国図書館協会(ALA)などの5つの団体が、8月3日付けで、法廷助言者(amicus curiae)としての意見書を提出しています。内容は、言論・出版の自由の観点から、控訴裁判所に対し、地裁の判断を見直すよう求めるというものです。

ALA, groups supporting First Amendment rights file amicus brief in Salinger case
http://www.wo.ala.org/districtdispatch/?p=3467

「ライ麦畑でつかまえて」続編差し止め サリンジャー氏勝訴(2009年7月2日付けMSN産経ニュースの記事)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090702/amr0907021222006-n1.htm