2008~2009年の図書館システム市場の動向は?(米国)

米国のLibrary Journal誌が2009年4月1日号で、毎年恒例となっているブリーディング(Marshall Breeding)氏による図書館システム市場の動向分析記事を掲載しています。厳しい経済状況の中でも、図書館がエンドユーザへの情報提供、特にデジタルコンテンツへのアクセスを改善するべく投資する傾向が続いていること、またシステムベンダー側ではSaaS(Software as a Service)の拡大、データ提供用APIのリリースなどが、概況として紹介されています。このほか、主要ベンダーの動向、館種別(公共、大学、学校、専門)のトレンド、ベンダー・図書館による次世代図書館インターフェース開発などが紹介されています。

Investing in The Future: Automation Marketplace 2009 – 4/1/2009 – Library Journal
http://www.libraryjournal.com/article/CA6645868.html

参考:
E893 – 2009年ALA冬季大会 <報告>
http://current.ndl.go.jp/e893
2007~2008年の図書館システム市場の動向は?(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/7584
E641 – 2006年から2007年へ: 図書館システム市場の動向は?
http://current.ndl.go.jp/e641