経済危機が直撃 – 大幅な予算カットを余儀なくされる大規模研究図書館(米国)

DigitalKoansの記事がまとめているところによると、経済危機が大学経営を直撃し、米国の大規模研究図書館の多くが予算削減を余儀なくされています。

・コーネル大学図書館(Cornell University):94万ドル(9400万円)のカット
・エモリー大学図書館(Emory University):20万ドル(2000万円)のカット(来年度は64万ドル)
・マサチューセッツ工科大学図書館(MIT):140万ドル(1.4億円)のカット
・カリフォルニア大学図書館(UCLA):44万ドル(4400万円)のカット(来年度は183万ドル)
・テネシー大学図書館(University of Tennessee):134万ドル(1.3億円)のカット
・ワシントン大学図書館(University of Washington):245万~369万ドル(2.4億~3.7億円)のカット
・イェール大学図書館(Yale University):120万ドル(1.2億円)のカット

Seven ARL Libraries Face Major Planned or Potential Budget Cuts
http://digital-scholarship.com/digitalkoans/2009/04/28/seven-arl-libraries-face-major-planned-or-potential-budget-cuts/

参考:
ARL、世界規模の経済危機と図書館の窮状を踏まえ出版社・ベンダーに要望
http://current.ndl.go.jp/node/11911
ヴァージニア工科大学図書館、90万ドル分の電子ジャーナル削減へ
http://current.ndl.go.jp/node/12281
E917 – 『危機に瀕している学術書,学術雑誌』<文献紹介>
http://current.ndl.go.jp/e917