ARL、報告書「デジタルリポジトリサービスにおける研究図書館の役割」を刊行

北米研究図書館協会(ARL)加盟館を取り巻くデジタルリポジトリのトレンド、状況を分析・評価することを使命としていたARLデジタルリポジトリ問題タスクフォースが2009年2月3日、最終報告書「デジタルリポジトリサービスにおける研究図書館の役割」を刊行しました。

この報告書では分析に基づき、研究図書館が取るべきアクションとして、新しいパートナーシップ・連盟の構築、自機関のニーズを実際に評価した上でのサービス開発戦略の策定、リポジトリの「初期受容者」(early adopters)をリポジトリ関連サービスの開発に取り込むためのアウトリーチ・マーケティング戦略の開発などが提言されています。

The Research Library’s Role in Digital Repository Services: ARL Digital Repositories Task Force Releases Final Report
http://www.arl.org/news/pr/repositories-3feb09.shtml