【イベント】国立国会図書館(NDL)第32回保存フォーラム「図書館における資料防災―「その日」に備える」(12/21-1/17・オンライン)

2021年12月21日から2022年1月17日まで、国立国会図書館(NDL)は、参加登録者限定のオンライン動画配信により、第32回保存フォーラム「図書館における資料防災―「その日」に備える」を開催します。

様々な機関における資料防災対策の予防・準備の具体的取組の報告が行われます。報告機関の経験や知見を共有することで、資料防災対策に関する理解を深め、対策の実践の参考とすることを目的としています。

参加費は無料で、定員は300人(要事前申込・先着順)です。参加者は期間中いつでも配信動画を視聴できます。

内容は以下の通りです。

・報告1「文化財防災センターとネットワークを通じた多様な文化財の救済」
小谷竜介氏(国立文化財機構文化財防災センター文化財防災統括リーダー)

・報告2「米国の大学図書館における所蔵資料の防災の取組」
日沖和子氏(ハワイ州立大学マノア校図書館資料保存司書)

・報告3「東北大学附属図書館における所蔵資料の防災について」
真籠元子氏(東北大学附属図書館情報管理課専門員)

・報告4「東京都立図書館における所蔵資料の防災の取組」
佐々木紫乃氏(東京都立中央図書館サービス部資料管理課資料修復専門員)

・報告5「国立国会図書館における所蔵資料の防災の取組―概要と資料防災研修事例」
吉井伶奈(国立国会図書館収集書誌部資料保存課保存企画係長)
廣川明日菜(国立国会図書館収集書誌部資料保存課洋装本保存係副主査)

第32回保存フォーラム(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/event/events/preservationforum32.html

参考:
E2373 – 第31回保存フォーラム:戦略的「保存容器」の使い方<報告>
カレントアウェアネス-E
No.411 2021.04.22
https://current.ndl.go.jp/e2373

CA1926 – 資料を守り、救い、そして残すために―東京都立図書館・資料保存の取組― / 眞野節雄
カレントアウェアネス No.336 2018年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1926

CA1997 – 図書館に求められる水害への備え / 加藤孔敬,川島 宏
カレントアウェアネス No.348 2021年06月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1997