カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


イスラエル科学財団(ISF)、F1000 Researchと提携して同財団の研究助成による成果物をオープンアクセス(OA)出版するゲートウェイ“ISF Gateway”の運用を開始

2020年9月9日付のF1000 Researchのプレスリリースにおいて、イスラエルの研究助成機関であるイスラエル科学財団(Israel Science Foundation:ISF)が、F1000 Researchのオープンアクセス(OA)出版プラットフォームを利用して、同財団の研究助成による成果物をOA出版するゲートウェイ“ISF Gateway”の運用を開始したことが発表されています。

ISF Gatewayにより、ISFの研究助成を受けた研究者は、共有したい研究成果やデータを迅速で透明性のある形でのOA出版等が可能となります。ISFはISF Gatewayについて、策定中のOA方針の実践に向けた重要な節目とみなしており、助成を受けた研究者の成果の意義を最大化するために、オープンリサーチに求められる全ての原則を支持するような専用の出版プラットフォームとなることを意図しています。

文化庁、文化審議会著作権分科会の法制度小委員会に設置された「図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム(第2回)」の議事次第・配布資料を公開

文化庁のウェブサイトに、2020年9月9日に文部科学省旧文部省庁舎5階テレビ会議室で開催された「図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム(第2回)」の議事次第と配布資料が公開されています。

第2回のワーキングチームでは、学術著作権協会、日本写真著作権協会、日本書籍出版協会・日本雑誌協会、日本新聞協会、日本美術著作権連合、日本文藝家協会、日本漫画家協会の権利者団体からのヒアリング、及び制度設計等に関する自由討議などが行われました。

図書館関係の権利制限規定の在り方に関するワーキングチーム(第2回)(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/toshokan_working_team/r02_02/

国際STM出版社協会、発展途上国を含む包括的で公平なオープンアクセス(OA)への転換を検討するホワイトペーパーを公開

2020年9月7日、国際STM出版社協会は、Elsevier社の研究評価のあり方を検討するための国際センター“The International Center for the Study of Research(ICSR)”が提供するショートレポートシリーズ“ICSR Perspectives”から、ホワイトペーパー“Achieving an equitable transition to open access for researchers in lower and middle-income countries”を公開したことを発表しました。

八王子市図書館(東京都)、「市民の読書環境等に関する緊急アンケート調査」を実施中:新型コロナウイルス感染症拡大による読書環境の変化や図書館へのニーズ把握等のため

2020年9月4日、東京都の八王子市図書館が、新型コロナウイルス感染症拡大による読書環境の変化や、図書館へのニーズを把握し、「新たな生活様式」に基づく読書環境の整備に活用するため、9月15日を回答期限とする緊急アンケート調査を実施していることを発表しました。

同館の「市民の読書環境等に関する緊急アンケート調査」は、八王子市内在住者から無作為抽出した2,000人と、同市に在住し図書館利用者登録済の利用者から無作為抽出した2,000人が調査対象です。同館は調査対象者に郵送でアンケート調査協力の案内を送付しています。

【イベント】専門図書館協議会オンライン報告会「コロナ禍でも諦めない!小さな専門図書館の資料遠隔提供サービス」(10/21・オンライン)

2020年10月21日に、専門図書館協議会のオンライン報告会「コロナ禍でも諦めない!小さな専門図書館の資料遠隔提供サービス」が、ウェブ会議サービスのZoomを用いて開催されます。

国立教育政策研究所教育図書館の鈴木由美子氏から、同館が試行運用を開始した「資料遠隔提供サービス」に関して、開始の経緯や課題、反応等について報告が行われます。

定員は60名(先着順)で、10月14日までに申込が必要です。参加費は、会員は無料、非会員は3,000円です。

10/21 オンライン報告会「コロナ禍でも諦めない!小さな専門図書館の資料遠隔提供サービス」開催のお知らせ(専門図書館協議会)
https://jsla.or.jp/2020-10-21_online-meeting/

参考:
国立教育政策研究所教育図書館、「資料遠隔提供サービス」の試行運用を開始
Posted 2020年7月3日
https://current.ndl.go.jp/node/41415

全国学校図書館協議会(全国SLA)、被災した学校図書館への支援を実施

2020年9月10日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、2019年以降の大規模な災害により蔵書や施設・設備に大きな被害を受けた学校図書館を対象とした支援事業に関するページを掲載しました。

同事業では、支援を必要としている学校・地域の情報や、支援を必要としている学校からの相談・支援の申込を受け付けています。

支援内容は学校が希望する図書や図書館用品の寄贈、選書・図書整備等の人的支援です。支援額は1校約5万円から20万円程度であり、支援時期は2020年11月以降とされています。

第一次集中受付期間は10月10日までです。

お知らせ(全国SLA)
https://www.j-sla.or.jp/news/sn/
※2020年9月10日付で「災害によって被災した学校図書館への支援 情報提供や支援のお申込・ご相談を受け付けます」というお知らせが掲載されています。

国際博物館会議(ICOM)、美術館・博物館における新型コロナウイルス感染症の影響に関するフォローアップ調査を実施

2020年9月7日、国際博物館会議(ICOM)が、美術館・博物館における新型コロナウイルス感染症の影響に関するフォローアップ調査を実施すると発表しました。

同調査は、ICOMが5月に報告書を公開した調査に続く第2弾の調査です。世界中の美術館・博物館およびその職員に新型コロナウイルス感染症の感染拡大が及ぼしている影響に関する情報を収集・比較することを目的としています。質問項目には、前回の調査に関連する項目に加え、最近の変化に関する項目も含まれていると述べられています。

Follow-up survey: the impact of COVID-19 on the museum sector(ICOM, 2020/9/7)
https://icom.museum/en/news/follow-up-survey-the-impact-of-covid-19-on-the-museum-sector/

熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター、熊本大学アーカイブ「ひのくに災史録」を開設

2020年9月1日、熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センターのデジタルアーカイブ室は、熊本大学アーカイブ「ひのくに災史録」の開設を発表しました。

平成 28 年熊本地震の経験を教訓として大学全体で共有し、今後の防災対策、災害対応に活かすために作られたデジタルアーカイブであり、同室が管理・運営を行っています。

開設の目的として、地震被害の実情や復旧・復興の過程で得られたノウハウ・教訓等を整理・蓄積し、復興支援・防災教育等で活用することを挙げています。

米国議会図書館(LC)、新型コロナウイルス感染症流行下の米国人の経験に関する写真を収集

米国議会図書館(LC)による2020年9月9日付けのブログ記事で、LCが写真共有サイトFlickrと協力し、新型コロナウイルス感染症流行下の米国人の経験に関する写真の収集を進めていることが紹介されています。

LCはFlickr上にグループ“COVID-19: American Experiences”を開設し、写真・グラフィックアートの投稿を受け付けています。投稿画像から選ばれた一部の画像はLCのパーマネント・コレクションとなり、LCのFlickr公式アカウント上や、最終的にはLCのウェブサイト上でも公開されます。

ブログ記事によれば、LCでは、新型コロナウイルス感染症に関する書籍・雑誌・新聞・ウェブサイト等の収集も進めています。

京都大学東南アジア地域研究研究所(CSEAS)、無料公開が許可された旧東南アジア研究センターの所員による学術書や論文を掲載する「CSEASクラシックス」を公開

2020年9月10日、京都大学東南アジア地域研究研究所(CSEAS)は、「CSEASクラシックス」を公開したことを発表しました。

「CSEASクラシックス」は、京都大学の旧東南アジア研究センターの所員が研究成果として発表した学術書や論文のうち、無料公開が許可されたコンテンツを掲載するウェブサイトとして構築されました。第1弾として、2020年6月に解散した学術出版社である創文社から出版された「東南アジア研究叢書」シリーズのうち、5タイトルが公開されています。公開されたタイトルは、無料でPDFファイル形式による全文をダウンロードすることができます。

@kucseas(Twitter,2020/9/10)
https://twitter.com/kucseas/status/1303883738007265280

CSEASクラシックス
https://cseas-classics.cseas.kyoto-u.ac.jp/

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