カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


多気町立勢和図書館(三重県)、「おいしいね本大賞inたき」プロジェクトを実施中:町内の飲食店等が紹介する図書を展示し投票上位本を地元書店で販売

三重県の多気町立勢和図書館が、2020年11月8日から12月27日まで、「おいしいね本大賞inたき」プロジェクトを実施中です。

町内の飲食店等が紹介する「おいしいね本」を展示しており、児童書・小説・ノンフィクションの3部門で、読みたいなと思った本の投票を受け付けています。

大賞は2021年1月に発表予定で、各部門の上位3冊と大賞本は、地元書店で販売されます。

@seiwalib(Facebook,2020/11/7)
https://www.facebook.com/seiwalib/posts/3744725938911829

「おいしそう」読んで元気に 多気・勢和図書館、食テーマに本紹介(47NEWS(中日新聞),2020/11/11)
https://www.47news.jp/5481186.html

学校図書館問題研究会、平成30年7月豪雨の被害を受けた宇和島市立吉田中学校(愛媛県)にSDGsに関する図書を寄贈

2020年11月18日、 宇和島市立吉田中学校(愛媛県)が、学校図書館問題研究会から、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に関する図書約20冊の寄贈を受けたと発表しています。

同校の図書館は平成30年7月豪雨の被害を受けており、地元紙の報道によると、今回の寄贈は、同会による平成30年7月豪雨で被災した地域に図書を寄贈する取組の一環です。また、被災により同館の全蔵書は処分されましたが、全国からの図書の寄贈により、現在、約9,000冊の図書を所蔵しているとのことです。

愛媛新聞「SDGs 図書寄贈」(宇和島市立吉田中学校,2020/11/18)
https://ehm-yoshida-j.esnet.ed.jp/blogs/blog_entries/view/37/5f6bf21645df1c4cb3038acbb4cac9a6?frame_id=80

株式会社オトバンク、「オーディオブック利用調査2020」を公表

2020年11月17日、株式会社オトバンクが、「オーディオブック利用調査2020」を公表しました。

調査は、同社が運営するオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」のユーザー773人を対象に、10月6日から2020年10月11日にかけて実施されたものです。

調査結果のポイントとして、コロナ禍でオーディオブックの利用に変化あったとの回答は3割でそのうちの約7割が「聴く量が増えた」であったこと、オーディオブックの利用者の9割が「知識習得」に活用していること、オーディオブックの利用で読書習慣に増加の傾向が見られること、書籍で普段読まないジャンルにオーディオブックでチャレンジする人が約半数であること、等が指摘されています。

弊社では、「オーディオブックの利用傾向」に関する調査結果をリリースいたしました(オトバンク,2020/11/17)
https://www.otobank.co.jp/news/201117/

島根大学附属図書館、学生団体「図書館コンシェルジュ」が主催する留学生と日本人学生のオンライン交流イベント「ただ日本語で話すだけ@Zoom」を開催

島根大学附属図書館は、学生団体「図書館コンシェルジュ」が主催する「ただ日本語で話すだけ@Zoom」を2020年12月7日に開催すると発表しています。

同大学のグローバル月間にあわせて開催されるもので、留学生と日本人学生(教職員含む)が日本語で気軽に話す場を作ることを目的としています。

2019年度までは、毎週水曜のお昼休みに、図書館のラーニングコモンズで実施していましたが、今回初めてオンラインで開催されます。

ただ日本語で話すだけ@Zoomを開催/Let’s talk with Japanese people @Zoom (12/7)(島根大学附属図書館,2020/11/18)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2020111700017/

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、200件以上の雑誌をPlan S準拠の転換雑誌に

2020年11月17日、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)は209件のジャーナルをPlan Sに準拠した転換雑誌(transformative journal)にすることを約束したことを発表しました。これらのジャーナルの内訳は、CUPが所有する全てのハイブリッドジャーナル118件と、CUPのパートナーが全てまたは一部を所有するハイブリッドジャーナル91件です。

これらの209件のジャーナルでは、cOAlition Sが設定したオープンアクセスの成長目標に沿って、オープンアクセス論文を徐々に増加させていくとしています。また、論文処理費用(APC)と購読料の二重取り(ダブルディッピング)を回避するために、購読料価格を下げていくと述べられています。これらによって、完全なオープンリサーチへ移行するとしています。

DOAJにおけるオープンアクセスの定義(記事紹介)

2020年11月17日、DOAJ(Directory of Open Access Journals)は、”What does DOAJ define as Open Access?”と題した記事を公開しました。

20年以上前にはオープンアクセスは無料でアクセスできるコンテンツ(Gratis Open Access)を意味すると理解されていましたが、オープンアクセスの概念が受容されるにつれて、利用者がコンテンツで何をすることができるかについてより明確にする必要がありました。Libre Open Accessは、価格の障壁に加えて、少なくともいくつかの許諾(permission)の障壁が除かれたものであるとしています。

DOAJはオープンアクセスが効果的に機能するためには、ライセンスによる利用者の権利と著作権の所在を明確にする必要があると考えていることが述べられています。このことから、DOAJは、Libre Open Accessであるジャーナルのみを受け入れるということが強調されています。

また、DOAJは論文の著作権は著者が保持することを強く推奨していますが、論文にオープンライセンスが付与されている限り全てまたは一部の著作権が出版者に譲渡されたジャーナルを受け入れていることも述べられています。

【イベント】地図から紐解き、編み直す地域情報(12/1・長野/塩尻/オンライン)

2020年12月1日、県立長野図書館と塩尻市立図書館の主催により、「地図から紐解き、編み直す地域情報」が開催されます。

誰もがアクセス可能なデジタルデータ・コンテンツを軸に、公共図書館が果たす役割を改めて考えることを目的としたイベントです。

県立長野図書館、塩尻市立図書館での会場参加ほか、オンラインでの参加が可能です。参加を希望する場合は事前の申し込みが必要であり、会場参加の定員は各20人です。

当日のプログラムは以下を予定しています。

・講演1「地域の再発見から情報を繋ぎ直す」
諸田和幸氏(アーバンデータチャレンジ長野ブロック・伊那市地域おこし協力隊)

・講演2「地理院地図を活用して地域を紐解く」
高橋陽一氏(アーバンデータチャレンジ実行委員・東洋大学公民連携専攻 客員教授)

・「信州ナレッジスクエア」の紹介、参加者によるディスカッション

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)、2020年の年次会計報告書を公開:新型コロナウイルス感染症対策を目的とした合計約4,500万ドルの国内機関支援等の事業を報告

2020年11月16日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)は2020年の年次会計報告書を公開したことを発表しました。

同報告書は、米国行政管理予算局(Office of Management and Budget)の要請に応じて作成された、2019年10月1日から2020年9月30日までの2020会計年度におけるIMLSの財政状況を報告したものです。2020会計年度におけるIMLSの主要な事業として以下の4点が報告されています。

・新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、経済対策法「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法(CARES Act)」に基づき、59の州図書館行政機関に対して合計約3,000万ドルの支援を実施した。また、博物館・図書館・先住民団体等に対して、医療上の緊急事態対応のため、同法の助成金から合計約1,500万ドルの支援を実施した。

・博物館や図書館の感染症対策支援のため、柔軟な運用の可能な助成金制度を採用した。

・OCLC、バテル記念研究所との共同事業REALM Project実施のため200万ドルを調達した。また、同事業に対して、米国議会図書館(LC)、アンドリュー W.メロン財団、ニューヨーク・カーネギー財団からの支援を獲得した。

京都市図書館、京都府立植物園の催し「秋は植物園」に参加:園内で植物に関する児童書・絵本の貸出や紙芝居の実演を実施

2020年11月14日、京都市図書館は、京都府立植物園(京都市左京区)の催し「秋は植物園」に参加することを発表しました。

「秋は植物園」は、2020年11月21日・22日に京都府立植物園の大芝生地で開催される催しです。植物園内の紅葉の下で、自然の素材を使った手作り体験会等が行われます。京都市図書館は21日の催しへ参加します。

同館は出前事業専用軽ワゴン車「青い鳥号」に積まれた、植物に関する児童書・絵本とともに参加します。「青い鳥号」に積まれた資料は、同館の図書館カードがあればその場で貸出することも可能です。また、同館職員による紙芝居の実演も予定されています。

「秋は植物園」および同館の事業に参加するためには、植物園への入園料が必要です。

米国芸術科学アカデミー、調査報告書「米国人の生活における人文学」を公開

2020年11月9日、米国芸術科学アカデミー(American Academy of Arts & Sciences)は、米国人の人文学との関与状況や人文学のもたらす利益への認識についての調査報告書「米国人の生活における人文学(The Humanities in American Life)」が新たに公開されたことを発表しました。

同報告書は、各種統計に基づいた米国における人文学の客観的な状況を提示する同アカデミーのプロジェクト“Humanities Indicators”によるものです。アンドリュー W.メロン財団の助成の下、米国内の18歳以上の成人約5,000人に対して、2019年秋に行われた調査に基づいて作成されました。

報告書は調査の結果に基づいて、人文学の中では歴史学の人気が高いことや、人文学が他者の理解・民主主義の強化に有益と考えられている一方で、大多数の米国人は人文学が一部のエリートが携わるものであると認識していることなどを指摘しています。

米国芸術科学アカデミーのウェブサイト上で、調査報告書、インフォグラフィックで示された調査結果の概要、分野別の分析等が公開されています。

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