カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


Accessible Books Consortium(ABC)、アクセシブルな書籍作成に関するオンライン研修を実施

2021年2月9日、世界知的所有権機関(WIPO)の下に設立されたAccessible Books Consortium(ABC)は、新型コロナウイルス感染症の流行期間中も研修プログラムを継続するため、アクセシブルな書籍作成に関するオンライン研修を実施していることを発表しました。

ABCのオンライン研修プログラムは、開発途上国・後発開発途上国でプリントディスアビリティのある人々にサービスを提供する連携機関を対象に、点字・音声・電子テキスト・大活字などのアクセシブルな形式の書籍作成に関する最新技術を提供する目的で行われています。コロナ禍による移動制限等を背景に、WIPOはDAISYコンソーシアムと共同してオンライン研修プログラムを開発しました。研修モジュールは、英語・フランス語・スペイン語で作成され、2021年第1四半期までに連携機関から95人以上が受講することを予定しています。

研修受講者の多数が視覚その他に障害を持っていることを踏まえて、ABCのオンライン研修プログラムは、ナビゲーション機能付の教材・アクセシブルな演習コンテンツ・画像に対する内容記述・キャプション付の動画など、インクルーシブデザインでプラットフォームを構築しています。

米・アイビー・プラス図書館連合、ウェブアーカイブ“Global Social Responses to COVID-19 Web Archive”を公開

2021年3月1日、米・アイビー・プラス図書館連合が、ウェブアーカイブ“Global Social Responses to COVID-19 Web Archive”を公開したと発表しています。

コロナ禍の人道・社会経済・文化への影響の範囲を理解するために重要な、コロナ禍への地域的・社会的反応を記録化したもので、アイビー・プラス図書館連合が、独・バイエルン州立図書館、米国議会図書館(LC)、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、独・ベルリン国立図書館、米・カリフォルニア大学バークレー校、米・ハワイ大学、米・ミシガン大学、カナダ・トロント大学、米・バージニア大学の図書館員と連携し2020年3月に立ち上げたイニシアチブの成果です。

公開時点で、約80か国からの50言語以上の2,000を超すウェブサイトが収集されています。収集対象は、少数派の民族や無国籍グループが作成したウェブサイトに重点が置かれており、以下のものに限定はされないが、公衆衛生・人道支援・教育を行う非政府組織のウェブサイト、あらゆる分野の文化を創造する有名・無名の芸術家によって公開されたウェブサイト、地域のニュースを公開するウェブサイト、市民団体への参加者や代表者のウェブサイト、関連するブログやソーシャルメディア等が含まれると説明されています。

浦幌町立博物館(北海道)、企画展「コロナな時代を語り継ぐために」を開催中

2021年2月27日から4月11日まで、北海道の浦幌町立博物館で企画展「コロナな時代を語り継ぐために」が開催されています。

新型コロナウイルス感染症の影響で変化した地域の生活を、身近な資料で記録する試みを紹介するものであり、同館がこれまで収集した、チラシやマスクをはじめとした新型コロナウイルス感染症関係資料の展示が行われています。

入場料は無料です。

@urahoromuseum(Twitter, 2021/2/27)
https://twitter.com/urahoromuseum/status/1365484610696568835

@urahoromuseum(Twitter, 2021/3/1)
https://twitter.com/urahoromuseum/status/1366147431683956736

千葉市図書館、「千葉市地域情報デジタルアーカイブ」を公開:第1弾として『千葉市史』第1巻を公開

2021年3月1日、千葉市図書館が、「千葉市地域情報デジタルアーカイブ」を公開したと発表しています。

同館では、千葉市が保有している地域資料や行政資料についてデジタル化を進めており、今回は、その第1弾として、『千葉市史』第1巻(原始古代中世編)をデジタル化し、デジタルアーカイブシステムADEACで公開したものです。

千葉市地域情報デジタルアーカイブを公開しました(千葉市図書館,2021/3/1)
https://www.library.city.chiba.jp/news/news1685.html

千葉市地域情報デジタルアーカイブ
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1210015200

日本図書館協会(JLA)、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(更新版)」「図書館資料の取り扱い(新型コロナウイルス感染防止対策)について-人と資料を守るために-(改訂版)」を公表

2021年2月26日、日本図書館協会(JLA)が、「図書館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン(更新版)」を公表しました。

2020年の冬以降の感染拡大の動向を踏まえて、図書館において考慮すべき項目と説明の追記を行ったものです。また、同ガイドラインの趣旨に沿った活用がさらに進むように「基本的事項の決定と実施の確認に関するチェックリスト」も作成されています。

また、3月1日には、資料保存委員会が「図書館資料の取り扱い(新型コロナウイルス感染防止対策)について-人と資料を守るために-(改訂版)」を公表しています。

【イベント】令和3年度石川県子ども読書月間記念講演会「すべての子どもたちに読書の喜びを」(4/24・金沢)

2021年4月24日、石川県立図書館で、令和3年度石川県子ども読書月間記念講演会「すべての子どもたちに読書の喜びを」が開催されます。

4月23日から5月22日までは「石川県子ども読書月間」であり、同イベントでは、専修大学文学部教授の野口武悟氏を講師とし、子どもの多様なニーズに応えるための方法について講演が行われます。

参加費は無料であり、定員は50人(要申込・先着順)です。

令和3年度 石川県子ども読書月間記念講演会(石川県立図書館)
https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/gyouji/2021/20210424/20210424.html

参考:
CA1974 - 読書バリアフリー法の制定背景と内容、そして課題 / 野口武悟
カレントアウェアネス No.344 2020年6月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1974

国立国会図書館インターネット資料収集保存事業(WARP)、2021年3月の特集「東日本大震災10周年」を公開

2021年3月1日、国立国会図書館(NDL)は、インターネット資料収集保存事業(WARP)の2021年3月の特集として「東日本大震災10周年」を公開しました。この10年間にWARPが保存してきた東日本大震災に関するウェブサイトを紹介するものです。

震災発生3日後の2011年3月14日から緊急に収集した国の機関や被災自治体などの関連ウェブサイト、原発事故を受けて設置された原子力規制委員会や東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)などの原発事故関連ウェブサイト、被災者支援・復興への取組みに関するウェブサイトなどを紹介しています。

新着情報一覧(WARP)
https://warp.da.ndl.go.jp/contents/news/index.html
※2021年3月1日欄に「2021年3月の特集「東日本大震災10周年」を掲載しました」とあります。

【イベント】群馬県立女子大学第6期群馬学センターリサーチフェロー公開研究会(講演会)「地域史料の保存・公開・防災のいま」(3/6・オンライン)

2021年3月6日、群馬県立女子大学第6期群馬学センターリサーチフェロー公開研究会(講演会)「地域史料の保存・公開・防災のいま」がオンライン(Zoomを予定)で開催されます。群馬歴史資料継承ネットワーク(ぐんま史料ネット)が共催しています。

同センターが推進する地域学研究の基礎資料である地域史料(古文書・映像記録・仏像・石造物・民具等)が頻発する自然災害や様々な社会的要因によって、消失・散逸の危機に曝されていることから、これらを防止し、地域学研究の基盤を確立するとともに、基礎資料である地域史料を確実に後世に継承していくための諸課題について、実践的に考えるものです。

参加には事前の申し込みが必要で、募集定員80人です。

内容は以下の通りです。

・講演1
「群馬県立文書館の「県史収集資料」追跡調査について」
群馬県立文書館補佐・古文書係長 関口荘右氏

・講演2
「天明三年浅間災害関連石造物のウェブ公開」
嬬恋郷土資料館館長 関 俊明氏

鳥取県立図書館・鳥取県立博物館・鳥取県立公文書館・鳥取県埋蔵文化財センターの4館が共同で運営する「とっとりデジタルコレクション」が公開

2021年3月1日、鳥取県立図書館・鳥取県立博物館・鳥取県立公文書館・鳥取県埋蔵文化財センターの4館が共同で運営する「とっとりデジタルコレクション」が公開されました。

とっとりデジタルコレクションを公開しました。(とっとりデジタルコレクション,2021/3/1)
https://digital-collection.pref.tottori.lg.jp/news/archives/6.html

『とっとりデジタルコレクション』の公開が始まりました!(鳥取県立図書館,2021/3/1)
https://www.library.pref.tottori.jp/info/post-164.html

宮城県図書館、東日本大震災文庫展XI「あの日はいつもどおりのはずだった」を実施

宮城県図書館が、2021年2月27日から5月30日まで、同館2階の展示室で、東日本大震災文庫展XI「あの日はいつもどおりのはずだった」を実施しています。

同館の「東日本大震災文庫」がこれまで収集・整理した、震災の被害や復興の記録を中心とした展示企画として実施されています。東日本大震災翌日の新聞(原紙)や刊行された報道写真集、避難所での掲示物等などの資料を通して、発災からの歳月を振り返りながら、被害状況や復旧・復興へとつながる変化を紹介する内容です。また、宮城県内で被った災害記録誌の展示も行われています。その他、関連行事として、同館2階展示室の廊下では「二管本部東日本大震災救援記録写真パネル展」が行われています。

東日本大震災文庫展Ⅺ「あの日はいつもどおりのはずだった」の開催について(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/events/exhibition/1712-shinsaibunko-202104.html

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