カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


NDLラボ、資料画像のタグ推定モデルを公開

2021年11月17日、NDLラボが、資料画像のタグ推定モデルをGitHubで公開しました。

デジタル化した資料画像から抽出した図版等に、「イラスト」「地図」「グラフ」等のタグを自動で付与する機械学習モデルであり、学習には「NDL-ImageLabelデータセット」が用いられています。「次世代デジタルライブラリー」で検索可能な図版等をランダムで取得するスクリプトも併せて公開されています。

資料画像のタグ推定モデルの公開について(NDLラボ, 2021/11/17)
https://lab.ndl.go.jp/news/2021/2021-11-17/

ndl-lab/Tagestimatemodel(GitHub)
https://github.com/ndl-lab/tagestimatemodel

【イベント】国立国会図書館(NDL)第32回保存フォーラム「図書館における資料防災―「その日」に備える」(12/21-1/17・オンライン)

2021年12月21日から2022年1月17日まで、国立国会図書館(NDL)は、参加登録者限定のオンライン動画配信により、第32回保存フォーラム「図書館における資料防災―「その日」に備える」を開催します。

様々な機関における資料防災対策の予防・準備の具体的取組の報告が行われます。報告機関の経験や知見を共有することで、資料防災対策に関する理解を深め、対策の実践の参考とすることを目的としています。

参加費は無料で、定員は300人(要事前申込・先着順)です。参加者は期間中いつでも配信動画を視聴できます。

内容は以下の通りです。

・報告1「文化財防災センターとネットワークを通じた多様な文化財の救済」
小谷竜介氏(国立文化財機構文化財防災センター文化財防災統括リーダー)

・報告2「米国の大学図書館における所蔵資料の防災の取組」
日沖和子氏(ハワイ州立大学マノア校図書館資料保存司書)

・報告3「東北大学附属図書館における所蔵資料の防災について」
真籠元子氏(東北大学附属図書館情報管理課専門員)

・報告4「東京都立図書館における所蔵資料の防災の取組」
佐々木紫乃氏(東京都立中央図書館サービス部資料管理課資料修復専門員)

ギリシャ文化・スポーツ省とMicrosoft社、オリンピアの古代遺跡のデジタル保存・復元を実施

2021年11月10日、ギリシャ文化・スポーツ省とMicrosoft社は、両者が協力し実施している、人工知能(AI)を用いてオリンピアの古代遺跡のデジタル保存・復元を行うプロジェクト“Ancient Olympia: Common Grounds”についてお知らせを掲載しました。

プロジェクトの成果は、ウェブサイトやモバイルアプリ等で閲覧可能であり、オリンピックの競技場、ゼウス神殿、ヘラ神殿等をはじめとした27の遺跡の建設当初の外観や内観が、同省の考古学者の調査に基づいて3Dで再現されています。また、現在の写真、ビデオツアー、建物の変遷と解説をまとめた“Timeline”、当時の競技スケジュールの紹介等も提供されています。

総務省、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」の受講生募集を開始

2021年11月16日、総務省は、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」の受講者募集を開始しました。

同講座は、日本オープンオンライン教育推進協議会(JMOOC)公認の配信プラットフォーム「gacco」において2022年1月11日から開講される予定です。政府統計の総合窓口であるe-Stat等を用いて、オープンデータを活用したデータ分析手法を学ぶことができます。

2021年1月に実施された講座を再び開講するものであり、登録料や受講料は無料です。また、特別講義として、「統計ダッシュボード」の使い方の解説が行われます。

データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」の受講者募集開始(総務省, 2021/11/16)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei09_01000067.html

第69回日本図書館情報学会研究大会の発表論文集がオンラインで公開される

日本図書館情報学会のウェブサイト上で、第69回日本図書館情報学会研究大会の発表論文集が公開されています。

同大会は2021年10月16日から17日にかけて熊本学園大学で開催され、オンラインでの配信も行われました。両日にかけて口頭発表が、17日にはポスター発表及びシンポジウム「図書館情報学教育における遠隔教育の可能性と課題」も開催されました。

過去の研究大会(日本図書館情報学会)
https://jslis.jp/events/annual-conference/archives/
※「第69回(2021年10月)」の項目に発表論文集へのリンクが掲載されています。

第69回日本図書館情報学会研究大会発表論文集 [PDF:87ページ]
https://jslis.jp/wp-content/uploads/2021/10/2021-conf.-proceedings_no-ads.pdf

九州大学附属図書館、主に同館が所蔵するコレクションをめぐる講習会「貴重文物講習会」の開催一覧ページを公開:講習会の資料等へのリンクも掲載

2021年11月16日、九州大学附属図書館は、「貴重文物講習会」の開催一覧ページ「展観クロニクル: 貴重文物講習会」の公開を発表しました。開催一覧ページには資料等へのリンクも掲載されています。

貴重文物講習会とは、主に同館が所蔵するコレクションに関し、学内外の講師を招き開催している連続講座です。同講習会で扱われる内容の例として、当該コレクションの内容や価値、九州大学が所蔵するに至った経緯、活用事例が挙げられています。

貴重文物講習会 開催一覧ページの公開(九州大学附属図書館, 2021/11/16)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/44580

展観クロニクル: 貴重文物講習会(九州大学附属図書館)
https://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/gallery/lecture

日本学術振興会(JSPS)・国立情報学研究所(NII)、人文学・社会科学総合データカタログ「JDCat」の本格運用を開始:人文学分野のデータを追加

2021年11月17日、日本学術振興会(JSPS)と国立情報学研究所(NII)が、人文学・社会科学総合データカタログ「JDCat」の本格運用開始を発表しました。

JSPSが推進している人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進事業によるものです。同事業に参画している研究機関(大阪商業大学JGSS研究センター、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所パネルデータ設計・解析センター、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター、一橋大学経済研究所、東京大学史料編纂所)が提供する多様な人文学・社会科学分野のデータを分野横断的に検索したうえで、各機関のデータにアクセスすることができます。

2021年7月に運用開始されていましたが、検索対象は社会科学分野のデータに限定されていました。今回、東京大学史料編纂所の人文学分野のデータが新たに追加され、JDCatの本格運用が開始されることとなりました。

発表には、JSP人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築推進センター長である廣松毅氏のコメントも掲載されています。本格運用が可能になったとはいえ、データの範囲 ・種類ともまだ限定的であり、今後「小さく生まれたJDCatが大きく育っていく」ことを願う旨が述べられています。

筑波大学情報学群知識情報・図書館学類、文部省図書館員教習所創設から100周年を記念した電子展示を公開:同学類及びその前身組織の卒業生を対象としたアンケートも実施中

2021年11月5日、筑波大学情報学群知識情報・図書館学類は、前身組織である文部省図書館員教習所の創設から100周年を記念して、電子展示「年表でみる100年」「写真でみる100年」の公開を発表しました。

あわせて、2022年1月7日まで卒業生アンケートも実施しています。アンケート対象は「図書館短期大学、図書館情報大学、筑波大学図書館情報専門学群、筑波大学情報学群知識情報・図書館学類の卒業生(学部レベル)」となっています。

知識情報・図書館学類の前身である文部省図書館員教習所創設から100周年を記念して,電子展示(年表でみる100年,写真でみる100年)と卒業生アンケートを公開しました。(筑波大学情報学群知識情報・図書館学類, 2021/11/5)
https://klis.tsukuba.ac.jp/2036.html

文化審議会著作権分科会基本政策小委員会(第7回)の配布資料が公開:「簡素で一元的な権利処理方策」に関する中間まとめの素案等

2021年11月15日に開催された、第7回文化審議会著作権分科会基本政策小委員会の配布資料が、文化庁のウェブサイトで公開されています。

同小委員会におけるこれまでの審議を踏まえ、「簡素で一元的な権利処理方策と対価還元」と「DX時代に対応した著作権制度・政策の普及啓発・教育」についての方向性をまとめた、「簡素で一元的な権利処理方策について(中間まとめ)(素案)」が含まれています。

文化審議会著作権分科会基本政策小委員会(第7回)(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/kihonseisaku/r03_07/

米・オクラホマ州立大学図書館、米国政府と先住民族間の協定のデータベースを構築

2021年11月15日、米国のオクラホマ州立大学図書館が、米国政府と先住民族間の協定のデータベース“Tribal Treaties Database”を構築するプロジェクトの実施を発表しました。

米国農務省(USDA)と米国内務省(DOI)との連携によるプロジェクトであり、同省から資金提供を受けると述べられています。発表によると、同館が、人員・専門知識・機器の提供を行い、ポータルの構築、USDAの“Office of Tribal Relation”からのフィードバックを踏まえて専門家と協力して資料の発見可能性の改善に取り組みます。

第1フェーズでは、1778年から1883年にかけての米国政府と先住民族間の協定に焦点を当てており、データベースでは先住民族名、協定、場所による検索が可能です。

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