カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


日本経済団体連合会(経団連)、「DFFT推進に向けたデータ流通政策」を公開:信頼性のある自由なデータ流通推進政策や官民の役割について

2021年11月16日付で、日本経済団体連合会(経団連)が、「DFFT推進に向けたデータ流通政策」を公開しました。

Society 5.0実現に向け、信頼性のある自由なデータ流通(Data Free Flow with Trust:DFFT)推進に向けた政策の方向性と官民が果たすべき役割について、経団連の考え方を示したものです。

データ流通の基盤、行政におけるデータの整備、国際的なルール等に関する「データ流通全般に関するルール」と、健康・医療分野や教育分野に関しての「個別分野における課題」等がまとめられています。

また、「おわりに」の箇所では、データ提供主体の理解が不可欠であること、政府は社会変革に関する明確なビジョンの下各省庁が一体となって活動を行い、データ利活用に関するメッセージを国民に対して直接発信すべきであること等を指摘しています。経済界としては、データの利活用を通じた製品やサービスの開発・実装を加速して具体的な利便性・生活者価値を提示し、データ利活用への理解や信頼獲得に貢献していきたい旨が述べられています。

【イベント】大学図書館研究会東京地域グループ・京都地域グループ合同企画「新図書館バーチャル見学会 ~大学内における位置づけと新たな役割~」(12/11・オンライン)

2021年12月11日、大学図書館研究会の東京地域グループと京都地域グループの合同企画として、「新図書館バーチャル見学会 ~大学内における位置づけと新たな役割~」がオンラインで開催されます。

東西の国立大学で最近オープンした2つの図書館のオンライン見学会が行われるとあります。原香寿子氏から東京大学総合図書館、長坂和茂氏から京都大学桂図書館の紹介が行われます。

参加費は無料であり、事前の申し込みが必要です。

イベント案内(D-TOKYO)
https://www.daitoken.com/tokyo/event.html
https://www.daitoken.com/tokyo/document/dtk_tokyo_kyoto_poster_20211211.pdf
※2つ目のリンクは、イベントのチラシ[PDF:1ページ]です。

オランダ王立図書館(KB)の児童書VR実験(記事紹介)

2021年11月22日、オランダ王立図書館(KB)が、4冊の児童書を対象に実施している仮想現実(VR)を用いた取組についての記事を掲載しました。

KBが所蔵する、ポップアップ等の機能がある仕掛け絵本(Novelty books)を、バーチャル環境上に再現し、3Dモデルを構築する取組です。物語の一部を読む音声やラジオの音等の効果音も追加したとあります。記事によると、仕掛け絵本は破損しやすく、これまでKBの利用者は申請して館内でのみ閲覧可能であり、仕掛け絵本を保存しつつ提供する他の方法を検討するために今回の取組が行われています。

VRヘッドセットを使用し、ユーザーは本を開いたり、バーチャル環境上の本の中を歩き回ってあらゆる角度から見たりすることができること等が述べられています。

また、記事の中には、KBの児童書担当者Karin Vingerhoets氏と研究部門のMartijn Kleppe氏のインタビュー音声もあわせて掲載されています。

米国情報標準化機構(NISO)、コンテンツプラットフォームの移行に関する推奨指針を公開

2021年11月22日、米国情報標準化機構(NISO)、コンテンツプラットフォームの移行に関する推奨指針“Content Platform Migrations”の公開を発表しました。

発表によると、図書館や図書館利用者に学術情報へのアクセスを提供するコンテンツプラットフォームについて、移行のプロセスや関係者間のコミュニケーションを向上させるための情報を提供するものです。NISOのワーキンググループ“Content Platform Migrations Working Group”の図書館職員や出版社、コンテンツプラットフォームの提供者らによって作成されたとあります。

継続的なアクセス、コンテンツやメタデータの移行、ユーザーや管理者のアカウント、利用統計、コミュニケ―ションについて、解説に加え、出版者・プラットフォーム開発者・図書館職員・図書館システム提供者等向けの推奨事項をまとめています。

宮城県図書館、蔵書点検の意義と様子を説明する動画を公開:蔵書点検等のため2021年11月末まで休館中

2021年11月18日、宮城県図書館は、蔵書点検の意義と様子を説明する動画「宮城県図書館の蔵書点検」の公開を発表しました。

同館は、2021年11月10日から11月30日まで特別整理期間(災害復旧工事、蔵書点検)のため休館しています。

宮城県図書館
https://www.library.pref.miyagi.jp/
※「宮城県図書館からのお知らせ」欄に、2021年11月18日付けでお知らせ「蔵書点検の動画を公開します」が掲載されています。

蔵書点検の動画を公開します(宮城県図書館)
https://www.library.pref.miyagi.jp/latest/news/1830-inventory.html
※動画「宮城県図書館の蔵書点検」が埋め込み形式で掲載されています。

【イベント】シンポジウム「人文情報学による仏教知識構造化の新潮流」(11/27・オンライン)

2021年11月27日、シンポジウム「人文情報学による仏教知識構造化の新潮流」がオンラインで開催されます。主催者は、「科学研究費補助金基盤研究(A)「仏教学デジタル知識基盤の継承と発展」」とあります。

シンポジウムの概要では、2010年にTim Barnards-Leeによって提唱された「五つ星スキーム」(The 5-Star Rating of Linked Open Data)にも触れ、研究の基礎となるデータの構造化の問題が、過去からの知識の継承と更新によって成立する人文学の分野全体に長期にわたって影響を与えるだろうと述べられています。仏教学においてもこのような動向を視野に知識基盤の構造化が進められているとし、具体例を通して、仏教学の基礎となる知識構造化の方向性を考究する旨が示されています。

参加には事前の申し込みが必要です。

主なプログラムは以下の通りです。

〇開会の辞
「人文情報学による仏教知識構造化の新潮流」
下田正弘氏(東京大学大学院人文社会系研究科)

〇基調講演
「法寶義林のこれから(仮題)」
Jean-noël ROBERT氏(Collège de France)

米・サウスカロライナ大学図書館、米国の作家レイ・ブラッドベリ氏に関するコレクションのオンライン展示“Ray Bradbury Now and Forever”を公開

米・サウスカロライナ大学図書館は、2021年10月29日付けの記事で、『火星年代記』、『華氏451度』などの作品を残した米国の作家レイ・ブラッドベリ氏(1920-2012)に関するコレクションの展示“Bradbury 101”を同館のErnest F. Hollings Special Collections Libraryで開催していることを紹介しています。

この展示は、ブラッドベリ氏と親交のあったアン・ファー・ハーディン氏のコレクション“The Anne Farr Hardin Collection of Ray Bradbury Books, Fanzine, Pulps, Magazines, Correspondence, Photographs, Memorabilia, and Ephemera”で構成されており、同コレクションのオンライン展示“Ray Bradbury Now and Forever : The Anne Farr Hardin Collection”も公開されています。

全国遺跡報告総覧、愛知県・三重県・滋賀県・鹿児島県の発掘調査報告書等の書誌情報4,000件超を一括登録:発掘調査報告書の刊行状況のほぼ全容を把握可能に

2021年11月24日、奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧に、同所が所蔵する愛知県・三重県・滋賀県・鹿児島県の発掘調査報告書等の書誌情報4,000件超を一括登録したと発表しています。

47都道府県分の書誌情報登録が今回で完了し、戦前からの発掘調査報告書の刊行状況のほぼ全容を把握可能になったと述べています。

全国遺跡報告総覧:愛知県・三重県・滋賀県・鹿児島県の発掘調査報告書等の書誌情報4480件を一括登録。発掘調査報告書の刊行状況のほぼ全容を把握可能に!(なぶんけんブログ, 2021/11/24)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2021/11/bibliography1124.html

東洋文庫、河口慧海将来写本チベット大蔵経データベース「Toyo Bunko Manuscript Kanjur」を公開

2021年11月24日、財団法人東洋文庫は、河口慧海将来写本チベット大蔵経データベース「Toyo Bunko Manuscript Kanjur」の公開を発表しました。

発表によれば、河口慧海がチベットから日本へ将来した手書きのチベット大蔵経の画像を公開し、書誌情報と概説、参考文献を付したデータベースです。

【リサーチ】Toyo Bunko Manuscript Kanjur(河口慧海将来写本チベット大蔵経データベース)公開のお知らせ(東洋文庫, 2021/11/24)
http://www.toyo-bunko.or.jp/oshirase/oshirase_showeach_db.php?tguid=257%22%20target=%22_#

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)、研究関連データの取扱いに関する基本方針や研究データ利活用に係るガイドライン2.0版等を公開

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が、「AMEDにおける研究開発データの取扱いに関する基本方針」や「AMED研究データ利活用に係るガイドライン 2.0版」、「データマネジメントプラン記載要領」、「データマネジメントプラン様式」を、2021年11月15日付で公開しています。

同基本方針は、AMEDが支援した研究開発データ全般に適用されるものであり、研究開発データの取扱いについてAMEDの考え方や方針を示しているとあります。また、同ガイドラインでは、具体的なデータ利活用方法やデータマネジメントプランの提出義務化、機能、役割等の説明が行われています。加えて、同基本方針と同ガイドライン2.0版の英語版が後日公開予定とされています。

また、データの円滑な第三者への共有・提供のため、データ提供者とデータ受領者間の「データ利用許諾契約書」のひな型も公開されています。

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