カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


国立国語研究所、「研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに対するライセンス付与の基本方針」を策定:原則としてCC BYライセンスを付与

2021年1月12日、国立国語研究所は、同研究所の研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに適用されるライセンス付与の基本方針を策定したことを発表しました。

2020年12月22日付の「研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに対するライセンス付与の基本方針」において、同センターが広くデータセットを提供し、営利・非営利の利用目的を問わず、利用促進のため原則としてクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BYを明示すること、著作権保護期間を過ぎたデータセットについては、パブリックドメインであることを表示して公開することなどが示されています。

過去のニュース 2020年度(国立国語研究所)
https://www.ninjal.ac.jp/newsyears/2020/
※2021.01.12欄に「研究情報発信センターでは,データセットの利用促進のため「研究情報発信センターが管理・配布するデータセットに対するライセンス付与の基本方針」を策定しました。」とあります

第61回BCS賞にオーテピア高知新図書館等複合施設・須賀川市民交流センターtette(福島県)等が選ばれる

2020年12月22日、一般社団法人日本建設業連合会は、国内の優秀な建築作品を表彰する第61回BCS賞を発表しました。

応募作品75件のなかから受賞作品として15件が選ばれ、図書館関係ではオーテピア高知新図書館等複合施設、及び須賀川市民交流センターtette(福島県)が選ばれています。

日建連表彰2020(土木賞・BCS賞)受賞構造物・受賞作品を決定いたしました。(一般社団法人日本建設業連合会,2020/12/22)
https://www.nikkenren.com/rss/topics.html?ci=1570&ct=6

第61回受賞作品(2020年)(一般社団法人日本建設業連合会)
https://www.nikkenren.com/kenchiku/bcs/result_year.html?year=2020

京都大学図書館機構、「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの図書館サービス報告書」を公開

2021年1月15日、京都大学図書館機構は、「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの図書館サービス報告書」の公開を発表しました。報告書の主な構成は、「1. はじめに」「2. コロナ状況下における図書館機構のサービス提供状況と課題」「3. まとめ」となっており、付録として参考データ集が収録されています。

「1. はじめに」の「1.1 本報告書について」によれば、2020年8月から9月にかけて同機構が実施した「新型コロナウイルス感染症対応状況調査」と、その調査結果に基づき開催された「意見交換会」について取りまとめ、同機構が実施してきた新型コロナウイルス感染症への対応および今後の在り方について総括したものとあります。

【図書館機構】「新型コロナウイルス感染症防止対策から見えたこれからの図書館サービス報告書」の公開について(京都大学図書館機構, 2021/1/15)
https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1388244

米国図書館協会(ALA)・北米研究図書館協会(ARL)・米国専門図書館協会(SLA)、連邦議会議事堂襲撃を非難する声明を発表

米国図書館協会(ALA)・北米研究図書館協会(ARL)・米国専門図書館協会(SLA)が、連邦議会議事堂に対する襲撃事件を非難する声明を発表しています。

ALAは、選挙のプロセスや民主主義の品位を損なう暴力的な試みとして非難するとともに、米国の図書館は全ての個人の憲法上の権利を保護しており、奉仕するコミュニティの土台であるとし、個人が生涯学習者となり、情報を得て、リテラシーを高め、教育を受け、文化的に豊かな住民となる機会を持てるように民主主義社会を称賛し保護すると述べています。

ARLは、今回の事件は、民主主義への直接的な脅威であり、反人種差別や「知識の包括的発展・表現・共有・保存」といったARLの使命や基本理念がなぜこれほど重要なのかについてのさらなる警鐘となるとしています。

SLAは、今回の事件は、意図的な誤った情報が暴動を扇動する力となることを示しているとし、ビジネス組織・政府機関・高等教育機関といった自由な社会の土台のための情報を管理するSLAの会員は、我々のコレクションやプログラムを通じて増幅する声の影響を考慮する責任があるとし、平和的な政権移行を支持するため全ての米国人が団結するよう求めています。

神戸大学附属図書館、震災文庫デジタルアーカイブにて、地元テレビ局の撮影・制作による阪神・淡路大震災関連映像を公開:公開にあたり「肖像権ガイドライン案(第3版)」を参照

2021年1月14日、神戸大学附属図書館、震災文庫デジタルアーカイブにて、地元のテレビ局である株式会社サンテレビジョンの撮影・制作による阪神・淡路大震災関連映像「阪神・淡路大震災」 を公開したと発表しています。

震災文庫では、今回公開した映像のほかにも、同社が保存する被災当時の貴重な取材映像の、デジタルアーカイブでの公開、もしくは館内閲覧での提供を、今後順次進めていく予定としています。

映像の公開にあたっては、デジタルアーカイブ学会が検討を進めている「肖像権ガイドライン案(第3版)」を参考に同大学の人文学研究科地域連携センターが確認し、サンテレビジョンとも協議を行って、その判断に基づき公開したと説明されています。

[震災文庫デジタルアーカイブ] サンテレビジョン撮影・制作の映像を公開しました(神戸大学附属図書館,2021/1/14)
https://lib.kobe-u.ac.jp/libraries/18684/

Taylor & Francisグループ、SDGsの達成に向けた取り組みを加速させるため出版業界が取り組むべき10の行動目標を定めた“SDG Publishers Compact”に署名

2021年1月14日、Taylor & Francisグループは、国際連合の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成に向けた取り組みを加速させるため、出版業界が取り組むべき10の行動目標を定めた“SDG Publishers Compact”に署名したことを発表しました。

“SDG Publishers Compact”は、国際連合と国際出版連合(IPA)が中心となって作成し、2020年10月に開催されたドイツのフランクフルト・ブックフェア2020で公開されました。公開以来、出版関係者に対して署名が呼びかけられており、署名した出版社等は、2020年から2030年までの「行動の10年(Decade of Action)」の期間に、SDGsの実践、SDGs支援者としての活動、SDGsの促進等に有益な図書・雑誌の出版などが求められます。

Taylor & Francisグループは、この署名が同グループのSDGsに対する継続的な取り組みの一環であることや、特に気候変動に関する目標を重視しており関連コンテンツの充実を行う予定であること、SDGsについて積極的な活動を行う親会社のInforma社の方針とも協調していることなどを説明しています。

小平市立図書館(東京都)、「こだいらデジタルアーカイブ」で彫刻家・平櫛田中の作品の3D画像と蔵書の一部等を追加公開

2021年1月5日、東京都の小平市立図書館は、日本近代の彫刻家である平櫛田中の作品の3D画像、平櫛田中の蔵書で構成される「平櫛田中文庫」の一部、及び『小平市史近現代編』を、同館が歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”で提供中の「こだいらデジタルアーカイブ」に追加公開したことを発表しました。

平櫛田中は1962年に文化勲章を受章した日本近代の彫刻家です。晩年を小平市で過ごし、生前収集していた約1万5,000点の蔵書は小平市立図書館に寄贈され、同館が「平櫛田中文庫」として2016年度から公開しています。

平櫛田中彫刻作品の3D画像と書籍の一部を公開【こだいらデジタルアーカイブ】(小平市立図書館,2021/1/5)
https://library.kodaira.ed.jp/news/?id=129

小平市立図書館/こだいらデジタルアーカイブ
https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1321105100

善通寺市立図書館(香川県)、郷土について学ぶための子ども向け動画配信サービスとしてYouTubeで「にんじゃぽんぽん隊」を公開

2020年12月25日、香川県の善通寺市立図書館は、郷土について学ぶための子ども向け動画配信サービス「にんじゃぽんぽん隊」を開始したことを発表しました。

YouTubeの香川県善通寺市のチャンネルで、第1弾の動画として、市内の史跡「野田院古墳」を紹介する「善通寺市古墳の巻その壱「野田院古墳」」が公開されています。動画を見てクイズに答えると、「にんじゃぽんぽん隊」の隊員証が授与されます。

善通寺市古墳の巻その壱「野田院古墳」(善通寺市,2020/12/25)
https://www.city.zentsuji.kagawa.jp/soshiki/55/ninja1-1.html

お知らせ(善通寺市立図書館)
http://tosho.city.zentsuji.kagawa.jp/index.html
※2021.1.4更新のお知らせとして「「にんじゃぽんぽん隊動画配信」」とあります。

オランダのData Archiving and Networked Services(DANS)、2021年から2025年の戦略プログラムとして“Focus on FAIR: DANS 2021-2025”を発表

2020年12月10日付で、オランダの学術情報の収集・提供機関であるData Archiving and Networked Services(DANS)が、2021年から2025年までの5年間における新戦略プログラム“Focus on FAIR: DANS 2021-2025”を策定したことを発表していました。

DANSは、オランダの研究データの基盤環境に成功をもたらすものは何か、DANSはそこへどのように貢献できるか、の2つの問いを出発点として、第4期の戦略プログラムである“Focus on FAIR: DANS 2021-2025”を策定しました。新しい戦略プログラムは、「FAIR原則に準拠した研究データに関する専門知識の中心拠点」、「多用途に対応可能なデータリポジトリ」、「外部との積極的な協力関係の構築」の3つの柱で構成されています。

Library Publishing Coalition(LPC)、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリーの2021年版を公開

2021年1月12日、図書館による出版活動を進める大学図書館のイニシアティブ“Library Publishing Coalition”(LPC)が、大学・研究図書館の出版活動に関するダイレクトリー“Library Publishing Directory”の2021年版の公開を発表しました。

PDF版、EPUB版での公開のほか、掲載情報を検索できるオンラインデータベースも提供されています。

ダイレクトリーには、米国とカナダを中心に、英国・アイルランド・ウクライナ・南アフリカ・ドイツ・オーストラリア・ロシア・チェコ・ノルウェーを含む計136の大学・研究図書館での出版活動が紹介されています。各館ごとに、担当部署、連絡先、ウェブサイト、SNS、職員数や機関種別をはじめとした出版活動の概観、査読誌・APCが必要な学術雑誌の割合や、出版プラットフォーム、デジタル化戦略、学内外・機関内外の連携先等がまとめられています。

ページ