アーカイブ - 2022年 8月 22日 - car

日本図書館協会(JLA)、総務大臣・文部科学大臣等宛に「令和5(2023)年度予算における図書館関係地方交付税について(要望)」を提出

日本図書館協会(JLA)が、2022年8月1日付で、総務大臣・文部科学大臣・図書議員連盟会長・学校図書館議員連盟会長宛に「令和5 (2023)年度予算における図書館関係地方交付税について(要望)」を提出しました。

デジタルによる図書館の環境整備の充実、公立図書館関係経費の改善、学校図書館関係費の改善、会計年度任用職員の適正な任用、が要望されています。

令和5 (2023)年度予算における図書館関係地方交付税について(要望)(JLA,2022/8/17)
https://www.jla.or.jp/demand/tabid/78/Default.aspx?itemid=6474

参考:
日本図書館協会(JLA)、総務大臣・文部科学大臣等宛に「令和4 (2022)年度予算における図書館関係地方交付税について(要望)」を提出
Posted 2021年7月29日
https://current.ndl.go.jp/node/44508

国際図書館連盟(IFLA)の“Library Map of the World”、公開5周年を迎える

2022年8月21日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Library Map of the World”が公開5周年を迎えたことを発表しました。

信頼できる世界の図書館に関する統計の作成を目指して構築した“Library Map of the World”は、2017年8月21日に、75カ国の図書館データと、図書館による国連のSDGsへの取組のいくつかの事例でスタートしました。

現在“Library Map of the World”では、国レベルの図書館統計のデータ、国別プロファイル、SDGsへの取組事例の3つのコンテンツを提供しており、135の国と地域の図書館データ、28の完全な国別プロファイル、そして56の図書館によるSDGsへの取組事例を掲載しているとあります。

Five years of the Library Map of the World – We are creating it together!(IFLA, 2022/8/21)
https://www.ifla.org/news/five-years-library-map/

米・カリフォルニア大学バークレー校図書館の資料保存・修復に関する展示(記事紹介)

米国のカリフォルニア大学バークレー校図書館が、2022年8月11日付で、同館で開催されている展示会に関する記事“Shelf Life: Preserving the Library's Collections”を掲載しました。

展示会では、同館の保存・修復の専門家による作業の紹介のほか、保存のツール、技術、用語が紹介されているとあります。同館の保存部門においては、古代エジプトのパピルスなどの特別コレクションを今日の研究者が利用できるようにするだけでなく、今日の資料を未来の研究者が利用できるよう作業に取り組んでいるとしています。

記事によると、場合によっては資料をまったく修繕しないことが最善の方法であると担当者が判断することもあるとしています。また、保存の基本原則の 1 つは、処理によって作品が永久に変化してしまう可能性があるということについて慎重に検討することであるとし、保存・修復担当者の言葉として「私たちはコレクションの保存に最善を尽くしますが、未来を予測することはできません。アイテムに介入するときは、作業を元に戻せるようにする必要があります。そうすれば、300 年後に『なぜそんなことをしたのか』と疑問が生じた際に、彼らはそれを元に戻すことができるでしょう。」と述べています。

山梨県立図書館、 移転開館10 周年記念プロジェクトのためのクラウドファンディングを実施中

2022年8月19日、山梨県立図書館が、10周年記念プロジェクトのためのクラウドファンディングを実施中であることを発表しました。

同館が甲府駅北口に移転開館してから10年が経ったもので、利用者に感謝の気持ちを伝え、まだ利用したことのない人に当館に足を運んでもらうために10周年記念プロジェクトを立ち上げたとあります。

直木賞作家・辻村深月氏と同館の金田一秀穂館長、阿刀田高名誉館長とのトークショーが開催されるほか、同県にゆかりのある著名人からのメッセージ集「10 周年記念冊子」が刊行される予定です。

ウクライナの図書館員はいかにしてロシアの文化戦争に「動員」されたのか?(記事紹介)

スコットランドの日刊紙“Scotsman”に、2022年8月7日付で、記事“How Ukraine’s librarians mobilised to fight the Russian culture war”が掲載されました。

ウクライナでは、2022年2月にロシアによる侵攻が始まって以降、少なくとも60の図書館が破壊され、230以上の図書館が砲撃や戦闘によって被害を受けたとあります。

ウクライナの図書館は侵攻が始まった直後から、地下鉄の駅に避難している人々に本を提供するイニシアチブを立ち上げ、図書館の建物内に国内で避難を余儀なくされている人々のためのセンターを設立し、軍事機器や必需品を供給するためのハブとなるなど、機能が多様化したとあります。現在多くの図書館は、ウクライナ軍や故郷を追われた避難民を支援するためのボランティアのソーシャルセンターに姿を変えており、大都市では図書館の地下室をシェルターとして提供し、娯楽も提供しながら24時間体制で運営しているとあります。