アーカイブ - 2021年 - car

4月 12日

米・コロンビア大学図書館、米国における民主主義改革と投票権に関するウェブアーカイブを公開

2021年4月8日、米・コロンビア大学図書館が、米国における民主主義改革と投票権に関するウェブアーカイブ“Democracy Reform and Voting Rights in the United States”を公開したことを発表しました。

目的として、2020年に新型コロナウイルス感染症感染拡大下で行われた米国大統領選挙を契機とした議論、その後の立法活動等を記録することが述べられています。

サブトピックとして、資金改革運動、作為的に選挙区を定める「ゲリマンダリング」、有権者登録等を挙げており、4月12日時点では、30件のウェブサイトのアーカイブ結果が公開されています。

教員と学校司書の連携の成功事例の戦略の特徴(米国)(文献紹介)

2021年4月に刊行された、米国学校図書館協会(AASL)のオンラインジャーナル“School Library Research”第24号に、論文“Strategies for Successful School Librarian and Teacher Collaboration”が掲載されています。

米・セントラルミズーリ大学のJenna Kammer氏、および、学校司書(School Librarian)のMatt King氏・Allison Donahay氏、教員のHeather Koeberl氏による研究成果で、小・中・高等学校における学校司書と教員の連携の成功事例の戦略を把握するため、連携の課程で学校図書館員が指導カリキュラムを統合した3事例の実地調査を検証したものです。

検証の結果、学校図書館員は、連携を成功させるために、校長からの支援の確保、全ての協力者とのビジョンの共有、連携の進捗に関するデータの収集と分析、定期的な打ち合わせの実施、連携内容の文書化といった様々な戦略を用いていたとしています。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、舞台芸術家が作品を記録・公開するためのツールキットの貸出を開始

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)の舞台芸術図書館(Library for Performing Arts)は、2021年3月24日付けのfacebookでの投稿において、舞台芸術家(Performing Artists)が作品を記録・公開するためのツールキット“Tech Kits for Performing Artists”の貸出開始を発表しています。

同ツールキットは、iPad Pro、キーボード付きのiPad用ケース、マウス、USBマイク、ワイヤレスヘッドフォン、USBハブ、スマートフォン用三脚付きLEDライト、ケーブル及び充電器、MIDIキーボードからなります。18歳以上でNYPLの利用者カードを持っていれば誰でも利用可能であり、貸出期間は1か月から3か月の間とあります。

発表では、同ツールキット貸出開始の背景として、新型コロナウイルス感染症の流行によって舞台芸術家の収入機会が大幅に減少したことや、パフォーマンスやオーディション、授業のオンライン化が進んだことにより在宅で利用できる技術リソースがますます重要となっていることを挙げています。

カナダ・Portageの運営がNDRIOに移管される

2021年4月1日、Portageは、国内事務局を含むPortageの運営がNew Digital Research Infrastructure Organization (NDRIO)に移管されたことを発表しました。

Portageは、カナダ研究図書館協会(CARL)が2015年に立ち上げた研究データ管理(RDM)に関するプロジェクトです。また、NDRIOは、140を超えるカナダの大学・研究機関等が参加する非営利団体です。2019年に設立されたNDRIOは、カナダのイノベーション・科学経済開発省から資金提供を受け、カナダのデジタル研究基盤整備に取り組んでいます。

Portageの運営は、引き続きカナダ全土にメンバーを配置した分散型モデルにより行われるとあります。NDRIOのCEOであるNizar Ladak氏は、Portageの移管を歓迎するとともに、(Portageが行っている)RDMに関する活動について、その進展と、デジタル研究基盤に関する他の活動との調和により研究者に利益をもたらすことを期待すると述べています。

カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)、OA2020の関心表明に署名

2021年4月8日、カナダ研究知識ネットワーク(CRKN)は、学術誌のオープンアクセス(OA)化を目指すイニシアチブ“OA2020”の関心表明(Expressions of Interest:EOI)に署名したことを発表しました。

発表では、CRKNによる“OA2020”への参加について、OAに向けた持続可能な道筋を見出す上でのカナダの役割と、学術コミュニケーションを変革する上での国際協力の必要性を強調するものであると述べています。

CRKN Signs Open Access 2020 Expression of Interest(CRKN, 2021/4/8)
https://www.crkn-rcdr.ca/index.php/en/crkn-signs-open-access-2020-expression-interest

北米の研究図書館センター(CRL)、OA2020の関心表明に署名

2021年4月5日、北米の研究図書館センター(CRL)は、学術誌のオープンアクセス(OA)化を目指すイニシアチブ“OA2020”の関心表明(Expressions of Interest:EOI)に署名したことを発表しました。

CRLは研究図書館のコンソーシアムであり、200を超える米国・カナダの機関が参加しています。CRLは今回のEOIへの署名を通じ、学術誌の持続可能なOAビジネスモデルの推進に向けて尽力する旨を表明しています。

CRL Signs OA2020 Expression of Interest(CRL, 2021/4/5)
https://www.crl.edu/news/crl-signs-oa2020-expression-interest

市立小諸図書館(長野県)、参議院長野県選出議員補欠選挙にあわせ、郷土コーナーのメインキャラクターを決める「第2回小諸図書館子ども選挙」を実施

市立小諸図書館(長野県)が、参議院長野県選出議員補欠選挙にあわせ、2021年4月25日に、郷土コーナー「こもろのひろば」のメインキャラクターを決める、第2回小諸図書館子ども選挙を実施します。

4月9日に公示され、4月11日と4月17日に立会演説が行われます。また、4月9日から4月24日まで期日前投票も行われています。有権者は17歳までの図書館利用者です。

立候補しているのは、キート(公約:小中学生向けの月刊雑誌を増やす/現在の郷土キャラクター)、うめちゃん(公約:グッズがもらえる「うめちゃんポイントカード」の作成)、石神ばんじょ(公約:「市立小諸図書館クイズ」の開催)の3候補です。

科学技術・学術政策研究所(NISTEP)、科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2020)を公表

2021年4月9日、科学技術・学術政策研究所(NISTEP)が、科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2020)を公表しました。

同調査は、第5期科学技術基本計画(2016年1月閣議決定)期間中の日本の科学技術やイノベーション創出の状況変化を把握するための継続的な意識調査(NISTEP定点調査)で、今回で5回目です。調査は2020年9月から12月にかけて実施され、回答率は92.3%でした。

第5期基本計画期間中に、大学や公的研究機関における若手研究者や女性研究者の活躍できる環境整備においては改善に向けた動きが見られること、基礎研究の状況については厳しい認識が高まっていること、研究環境(基盤的経費・研究時間・研究支援人材)についても厳しい認識が継続していることが示されたとしています。

また、今回の調査では、「新型コロナウイルス感染症による研究活動への影響」「探索型研究の支援の在り方」「論文のオープンアクセス化」等についての深掘調査が実施され、新型コロナウイルス感染症は研究活動の様々な局面にマイナスの影響を与えていること、感染症の影響下の研究活動において一部のデジタルツールの導入が進んだことが明らかになったとしています。

日本DAISYコンソーシアム、「EPUB アクセシビリティ 1.1」および「達成方法集 1.1」の日本語訳を公開

2021年4月9日、日本DAISYコンソーシアムが、同コンソーシアム技術委員会が「EPUB アクセシビリティ 1.1(EPUB Accessibility 1.1)」とその関連文書「達成方法集 1.1(EPUB Accessibility Techniques 1.1)」の日本語訳を公開したと発表しています。

あわせて、World Wide Web Consortium(W3C)が公開した、EPUB 3.2の概要をまとめた文書(EPUB 3 Overview)の日本語訳も公開しています。

EPUBのアクセシビリティ仕様である「EPUB アクセシビリティ 1.1」とその関連文書「達成方法集 1.1」の日本語訳を公開します。 (日本DAISYコンソーシアム,2021/4/9)
https://blog.normanet.ne.jp/jdc/?q=node/5

くまもと森都心プラザ図書館、「熊本地震 あれから5年 ~今、改めて考える「防災」~」展を開催中

熊本市のくまもと森都心プラザ図書館において、2021年4月2日から4月29日まで、「熊本地震 あれから5年 ~今、改めて考える「防災」~」展が開催されています。

2016年4月の熊本地震発生から今年で5年を迎えることから、自然災害に関する本と防災の本が展示されています。

@stsplaza(Twitter,2021/4/11)
https://twitter.com/stsplaza/status/1381099429537619969

参考:
菊陽町図書館(熊本県)、「熊本地震 あれから5年」展を開催中
Posted 2021年3月22日
https://current.ndl.go.jp/node/43604

4月 9日

神奈川大学みなとみらいキャンパス図書館、スマートフォンアプリを使用した図書の貸出サービスを実施:貸出サービスを省力化し、リエゾン・ライブラリアンを配置

2021年4月2日、神奈川大学は、みなとみらいキャンパス図書館で、スマートフォンアプリを使用した図書の貸出サービスを実施することを発表しました。

カウンターに立ち寄ることなく図書の貸出手続きが可能であり、導入の背景として、利用者にとってのストレスフリーな手続きの実現、新型コロナウイルス感染症対策が挙げられています。

また、従来カウンターで行っていた業務量の削減が期待できるため、同館では、各学部と図書館をつなぐ「リエゾン・ライブラリアン」を配置すると述べられています。

日本の大学で初!スマートフォンアプリから図書の貸出を行うサービスをみなとみらいキャンパスで開始!(神奈川大学, 2021/4/2)
https://www.kanagawa-u.ac.jp/pressrelease/details_21528.html

Wiley社とResearchGate、Wiley社が発行する学術誌の一部をResearchGate上で利用可能とするパイロットプロジェクトを開始

2021年4月8日、Wiley社と研究者向けSNSのResearchGateは、Wiley社が発行する学術誌の一部をResearchGate上で利用可能とするパイロットプロジェクトの開始を発表しました。

両者が2020年5月に締結したパートナーシップに基づくプロジェクトであり、実施目的として、著者の時間節約、査読済み論文の可視性・発見可能性の向上、研究のインパクト測定を挙げています。

同日開始されたプロジェクトの第1段階では、Wiley社が発行するゴールドオープンアクセス(OA)誌17誌に掲載された論文を、ResearchGate上で利用可能とします。今後の掲載分を含め、2019年以降の掲載分が対象となります。

2021年後半に予定されている第2段階では、購読誌・ハイブリッドOA誌計85誌を対象として、これらの学術誌へのアクセス権を有する機関の所属者向けに、ResearchGate上でのアクセスを提供するとしています。

米国における電子書籍貸出の最新動向:米・メリーランド州の法案等(記事紹介)

国際図書館連盟(IFLA)著作権等法的問題委員会(CLM)のページに、2021年4月6日付けでIFLAが行ったインタビュー記事“Promise, progress... and persistent problems: catching up on the situation for eLending in the United States”が掲載されています。米国における電子書籍貸出(eLending)の最新動向について、米国図書館協会(ALA)のSari Feldman氏、Alan Inouye氏に尋ねています。

2020年4月にも、IFLAは同じテーマでSari Feldman氏にインタビューを行っていました。今回のインタビューでは、前回インタビュー以降の11か月間における主要な進展を扱っており、新型コロナウイルス感染症流行下における出版社の対応や、Amazon刊行の電子書籍が図書館向けに販売されていない問題等に言及しています。

スウェーデン王立図書館、オープンアクセス(OA)に関する調査報告書の英語版を公開:OAに関する政府目標達成支援を目的とした調査の成果

スウェーデン王立図書館(NLS)が、2021年3月付けでオープンアクセス(OA)に関する調査報告書の英語版を公開していました。

NLSは2017年から2018年にかけて、OAに関する政府目標達成支援を目的とした調査を行いました。その成果として、スウェーデン政府への推奨事項を含む5つの報告書をとりまとめ、2019年3月にスウェーデン教育研究省(Swedish Ministry of Research and Education)に提出していました。5つの報告書は次のとおりです。

2021年の「全米図書館週間」(National Library Week)は4月4日から10日まで開催:テーマは「あなたの図書館にようこそ」

2021年の「全米図書館週間」(National Library Week)が、4月4日から4月10日まで開催されています。図書館やそのスタッフが、人々の生活を変革しコミュニティを強化する上で果たす役割に焦点を当てた行事であり、米国図書館協会(ALA)等による後援の下、1958年から毎年開催されています。

2021年のテーマは、“Welcome to Your Library”(あなたの図書館にようこそ)です。新型コロナウイルス感染症のパンデミックを踏まえ、図書館は建物の壁を越えて広がっており、誰もがそのサービスを利用できるという考えに沿ったテーマとなっています。直接来館・オンライン利用のいずれであるかを問わず、図書館はあらゆる人々に、新しい世界を探求し、最高の自分になるための機会を提供するとしています。

2021年の「全米図書館週間」では、女優・作家・活動家のナタリー・ポートマン氏が名誉会長を務めています。期間中には、以下のような発表や記念日が含まれています。

国立国会図書館、『外国の立法』2021年4月号に、中国におけるアーカイブ法(档案法)の改正に関する記事を掲載

国立国会図書館(NDL)は、『外国の立法』No.287-1(2021年4月:月刊版)に、中国におけるアーカイブ法(档案法)の改正に関する記事を掲載しました。

外国の立法 2021年刊行分 No.286-1~(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2021/index.html

立法情報 【中国】アーカイブ法の改正  [PDF:1,125KB]
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11659068_po_02870112.pdf?contentNo=1

県立長野図書館のOPACから長野県立美術館「アートライブラリー」所蔵資料の検索が可能に

県立長野図書館が、2021年4月9日から、同館OPACを通じて、長野県立美術館「アートライブラリー」の所蔵資料の検索が可能になると発表しています。

「アートライブラリー」は、4月10日に開館する長野県立美術館において、新たに設置される美術に関する専門図書館です。

2019年7月23日に締結された、長野県文化振興事業団信濃美術館(当時)と県立長野図書館の連携協定における主な事項のうち「蔵書管理の統一化に関すること」に基づき、同ライブラリーに備えられている展覧会カタログ、雑誌・新聞等に関する情報を、県立長野図書館の業務システムに統合し、検索できるようにしたものです。

検索結果画面において、「所蔵館」が「県立美術館」となっている資料が、アートライブラリーに所蔵されている資料です。

滋賀県立図書館、東近江市産スギ材を用いた紙芝居用木製舞台の貸出を開始

2021年4月2日、滋賀県立図書館が、児童室において、東近江市産スギ材を用いた紙芝居用木製舞台の貸出を開始したと発表しています。B4紙芝居枠1台、大型紙芝居枠1台に2台が用意されています。

同館の貸出券があれば誰でも利用可能で、図書資料と同様の貸出し条件(3週間)となっています。

この他、B4サイズの舞台(童心社製)3台も利用できます。

【お借りいただけます】紙芝居用木製舞台(東近江市産スギ材)を用意しました(滋賀県立図書館,2021/4/2)
http://www.shiga-pref-library.jp/archives/topics/20210402/

那須資料ネット、大田原市(栃木県)と「災害時に被災した歴史文化資料の救出・保全に関する覚書」を締結

那須資料ネットが、2021年4月1日付で、大田原市(栃木県)と「災害時に被災した歴史文化資料の救出・保全に関する覚書」を締結したと発表しています。

災害時の資料救出・保全に協力し、行政側があらかじめ資料の保全場所を確保するという内容です。

@nasushiryonet(Twitter,2021/4/8)
https://twitter.com/nasushiryonet/status/1380134587343368194

那須資料ネット(Facebook,2021/4/8)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=246436033899294&id=103586178184281

4月 8日

愛媛県立図書館、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、愛媛県行政資料508冊を電子化

2021年3月20日、愛媛県立図書館が、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、愛媛県行政資料508冊を電子化したと発表していました。

一部目次が同館ウェブサイトで公開されています。

愛媛県行政資料508冊を電子化しました。(愛媛県立図書館,2021/3/20)
http://www01.ufinity.jp/ehime/index.php?key=jovaob7cc-432#_432

関連:
愛媛県行政資料目録(藩政期,明治期篇)(愛媛県立図書館)
https://www.ehimetosyokan.jp/contents/siryo/tokukore/gyosei/gyosei.htm

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